【 2005年8月27日号 】
筐体全体で放熱するファンレスMini-ITXケースが3種類発売
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 オリオスペックが先週サンプル展示を行なっていたGENIUS POWER TECHNOLOGY製ファンレスMini-ITXケース3機種が同店で販売スタートとなった。実売価格は「GD-L01」が36,800円、「GS-L01」が27,800円、「GS-L02」が25,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 いずれも放熱効果のあるヒートシンクタイプの筐体と、120Wの外付けACアダプタ電源を採用した製品。CPUの熱はヒートパイプを経由して筐体に逃がす構造で、動作可能な室温は最大36℃とされている。

 3機種で最も大型の「GD-L01」(幅370×高さ52.8×奥行き308mm)は高い拡張性が特徴で、薄型光学ドライブ×1、3.5インチシャドウ×2(1基は薄型HDDのみ対応)、2.5インチシャドウ×1のドライブベイのほか、背面には拡張カード用スロットを1基装備している。

 ともに筐体サイズが同じ「GS-L01」と「GS-L02」(幅216×高さ52.8×奥行き308mm)で主に異なるのはドライブベイの構成。「GS-L01」は薄型光学ドライブ×1と2.5インチシャドウ×1を、「GS-L02」は3.5インチシャドウ×1を備えている。「GS-L01」はドライブをケーブルレスで接続できるコネクタをベイに装備しているのが特徴だ。

 「GS-L02」はサーバー向けとされている製品で、電源LEDとHDDアクセスLEDのみを備えたシンプルなフロントパネルを装備。電源やリセットの操作を行なうスイッチはなく、これらはBIOSの機能によるキーボードスイッチを用いたり、マザーボード上のピンヘッダをショートさせたりして行なう必要がある。

 対応するマザーボードは「GS-L01」と「GS-L02」がEPIA M/MII/PD/CL/SPシリーズ。「GD-L01」は特に機種は限定されておらず、170×170mmサイズのタイプに対応するとされている。


□GD-L01/GS-L01/GS-L02(GENIUS POWER TECHNOLOGY)
http://www.genius-pc.com/pro_01.html
http://www.genius-pc.com/pro_02.html
http://www.genius-pc.com/pro_03.html
□関連記事
【2005年8月20日】ファンレスのMini-ITXケースが9月に3モデル登場予定、展示中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050820/etc_geniuspc.html

 (GENIUS PC製品)

[撮影協力:オリオスペック]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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