再開発とつくばエクスプレス開業で注目されるホットな秋葉原は、政治利用にも最適ということなのか?“郵政解散衆院選”を控えた小泉首相が24日(水)に秋葉原の電気街を視察、開業したばかりのつくばエクスプレスに試乗した後、駅前では街頭演説を実施、普段は政治とは無関係な秋葉原も“時の人”の登場とあって、新しい駅前広場は珍しく観衆で埋め尽くされた。
いつもなら政治演説などにはあまり反応を示さない街なのだが、郵政民営化法案を巡って政局大混乱、法案否決で衆院解散総選挙になだれこむという非常事態とあって、その中心人物である小泉首相はさすがに“時の人”。再開発で新しくできたダイビル前の広場は観衆で埋め尽くされた。この場所は週末にパフォーマーが集まったりイベントが行われる場所で、もともと人が多く集まる場所なのだが、隙間もないほど人が集まったというのは、広場が新しくなってからは初めてのことだ。
秋葉原で著名な政治家が選挙演説を行うことは過去にもあったが、現役の首相という例は珍しい。つくばエクスプレスの開業もあり、再開発のすすむ秋葉原は政治無関心層に選挙をアピールするのに格好の場所だったということのようだ。
なお、演説はあくまで郵政民営化の支持を訴える内容で、秋葉原に関することはほとんどなかった。
□首相官邸
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