NVIDIAのメインストリーム向けGPU「GeForce 6500」を採用した初の製品が発売となった。販売されているのは128MBのDDR2メモリを搭載した玄人志向のファンレスPCI Express x16ビデオカード「GF6500-E128H」で、実売価格は9,380円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
GeForce 6500は同社のメインストリーム向けGPUではGeForce 6200TCの上位に当たるモデルで、主なスペックはメモリバンド幅13.44GB/s、フィルレート16億pixels/s、頂点処理能力3億vpsとなっている(GeForce 6200TCはそれぞれ13.6GB/s、14億pixels/s、2億6,300万vps)。
また、カード上のローカルメモリ以外にPCのシステムメモリの一部をフレームバッファとして利用できるTurboCache技術をサポートしており、両メモリを合わせて最大256MBのフレームバッファを構成できる。
「GF6500-E128H」のクロックはコア400MHz、メモリ666MHz(64bit幅)。出力コネクタはVGA、DVI、TV(HDTV対応)を装備している。
□GeForce 6500/6200(NVIDIA)
http://www.nvidia.com/page/geforce_6200.html
□GF6500-E128H(玄人志向)
http://kuroutoshikou.com/products/gboard/gf6500-e128hfset.html
□関連記事
【2005年1月8日】GeForce 6200 With TC搭載カード登場もメモリ表記に混乱?
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050108/etc_gf62tc.html
| (玄人志向 GF6500-E128H) |
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]