3Gbpsの転送速度をサポートするSerial ATA IIインターフェイスなどを備えるVIA製サウスブリッジ「VT8251」を採用したK8M800チップセット搭載microATX対応Socket 939マザーボード「A8V-MX」がASUSから発売となった。実売価格は8,750円~9,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
VT8251は2004年からVIAの新チップセット発表時などにペアのサウスブリッジとしてその名前が出始めていたが、実際に搭載製品の販売を確認したのは今回が初めて。既存モデルのVT8237RにはないPCI Express x1インターフェイス(2基)や3Gbpsの転送速度をサポートするSerial ATA IIインターフェイス、8チャネル出力対応サウンドといった機能を備えるのが主な特徴だ。
「A8V-MX」は、これまで主にSocket 754マザーボードで採用されているVGA機能統合チップセットのK8M800を搭載。最近の一般的なSocket 939マザーボードとは異なりHyper Transportの帯域幅が1,600MT/sとされているほか、PCI Express x16スロットが非搭載となっている。
スロット数はAGP×1、PCI Express x1×1、PCI×2、DIMM×2(デュアルチャネルDDR400、最大2GB)。主な搭載としてVGA、Serial ATA II(4ポート、RAID 0/1/0+1/5/JBOD対応)、6チャネルサウンド(Realtek製ALC653チップ)、LANを装備している。
□Flex Express Architecture/VT8251(VIA Technologies)
http://www.via.com.tw/en/products/chipsets/flex-express/
□A8V-MX(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com.tw/products4.aspx?l1=3&l2=15&l3=224&model=743&modelmenu=1
| (ASUS A8V-MX) |
[撮影協力:パソコンショップ アークとツクモ パソコン本店IIとT-ZONE. PC DIY SHOP]