外付け用Serial ATAインターフェイスのeSATAに対応したAVLAB製5ポートハブ「SATA II 3.0G 5-Port Hub」のサンプル品がT-ZONE. PC DIY SHOPに入荷、店頭でデモを実施中だ。入荷時期は未定で、予価は1万円強。
「SATA II 3.0G 5-Port Hub」はSerial ATAの1ポートにPort Multiplierで最大5台のSerial ATA/Serial ATA II対応デバイスを接続できるようにするハブ。ホストコントローラ側のStaggered Spin-up(時間差起動)機能やホットプラグをサポートするほか、3Gbpsの転送速度もサポートしている。
筐体の前面には動作状況などを表示するLEDを、背面にはSerial ATAインターフェイスカードなどと接続するUplinkポート1基とデバイス用ポート5基を装備。筐体は手のひらに収まるほどで非常にコンパクトだ。電源は外付けACアダプタ。
店頭のデモ環境は、Serial ATAインターフェイスカードにeSATA対応の玄人志向 SATA2EI-PCIeを用い、そこに「SATA II 3.0G 5-Port Hub」を接続、その配下に日立Deskstar T7K250 HDT722516DLA380(160GB)を内蔵したeSATA対応HDDケースの玄人志向 GW3.5AW-eSATAを4つ接続し、ストライピングで運用するというもの。これはSerial ATA IIの3Gbpsという帯域をぎりぎりまで使い切ろうという意図があるようだ。
HDDを外付けする場合、今はUSBやIEEE 1394など汎用のインターフェイスと共用するのが一般的だが、大容量ストレージ環境の重要性が高まるにつれて、ストレージ専用高速インターフェイスであるeSATA規格が脚光を浴びることになりそうだ。興味のある人は同店で動作デモを実際に確認してみるといいだろう。
□AVLAB Technology
http://www.avlab.com.tw/
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| (AVLAB Technology ATA II 3.0G-5Port Hub) |
| (玄人志向 SATA2EI-PCIe) |
| (玄人志向 GW3.5AW-eSATA) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]