【 2005年10月15日号 】
Nano-ITXマザー採用の小型自作PCキット「Piccolo」デモ中
1GHzのCPUを搭載、筐体はアルミ製で一部メッシュ
Piccolo(表) Piccolo(横)
【Piccolo(表)】【Piccolo(横)】
Piccolo(裏) Piccolo(上)
【Piccolo(裏)】【Piccolo(上)】
デモ中 ACアダプタ
【デモ中】【ACアダプタ】
 1GHzのCPUを搭載したNano-ITXマザーボードを採用する小型PC自作キット「Piccolo(仮称)」のデモが俺コンハウスで実施中だ。発売元のユニティによれば予価は5万円前後で、年末までに発売したいとしている。

●初のNano-ITX採用製品

 この製品に内蔵されているマザーボードは、1GHz動作のNehemiahコアCPUを搭載したNano-ITXマザーボード。基板サイズが120×120mmのNano-ITXマザーボードを用いているだけに筐体も135×135×75mmという省スペースタイプで、小型PCの新たな選択肢として期待の存在となりそうだ。

 筐体はアルミ製で、側面など一部にメッシュパネルを用いることで通気性を高めている。冷却ファンはノイズレベル14dB以下の静音タイプを採用しているという。また、指先で軽く触れるだけで操作できるというタッチセンサー採用の電源スイッチを備えているのも特徴だ。

●2.5インチHDDとSO-DIMMを内蔵可

 内蔵可能なパーツは2.5インチIDE HDDとSO-DIMMタイプのDDRメモリ(1枚、最大1GB)。電源は外付けのファンレスACアダプタ(60W)を採用している。

 スタイリッシュな筐体デザインや高級感ある仕上げも従来の製品にはない魅力で人気を呼びそうだ。

 なお、Nano-ITXマザーボードは1年ほど前にも一部ショップで動作デモが行なわれているが、単品での販売はまだ確認されていない。


□ユニティ
http://www.unitycorp.co.jp/
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 (Piccolo)

[撮影協力:俺コンハウス]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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