【 2005年10月29日号 】
ATXマザーも入るmicroATXサイズの高品質タワーケースがAbeeから
AS Enclosure S1 AS Enclosure S1
AS Enclosure S1 AS Enclosure S1
AS Enclosure S1 AS Enclosure S1
 拡張スロットを5基に減らすなどして小型化を図ったアビーのアルミ製ATXタワーケース「AS Enclosure S1」が発売となった。実売価格は32,518円~32,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 電源の配置場所を変えることなどによりmicroATXケース並みのサイズを実現したというATXケースが最近よく見られるようになったが、今回の「AS Enclosure S1」は拡張スロットを一般的なATXケースの7基から5基に減らすという、大胆とも言える手法で小型化を実現しているのがユニークだ。

 筐体内部はマザーボードを上下逆にして設置する構造になっており、CPUソケット側にあるAGPやPCI Express x16といったビデオカード用スロットはちゃんと使えるようになっている。

 筐体サイズは高さ369×幅203×奥行き399mmで、5インチ×3、3.5インチ×2、3.5シャドウ×4のドライブベイを装備。ケースファンは前面と背面の下部に120mmサイズを各1基備えている。電源は非搭載(ATX電源が搭載可能)。

 装着できる拡張カードの数が減っているのはデメリットと言えるが、筐体のコンパクトさや、microATXタイプより選択肢の多いATXタイプのマザーボードが使える点をメリットとして感じるユーザーは多いに違いない。表面がアルマイト処理された高品質な筐体や、ミドルタワーケースと変わらない豊富なドライブベイを備える点も魅力だろう。


□AS Enclosure S1(アビー)
http://www.abee.co.jp/Press/2005/1021_2.html
□関連記事
【2005年4月9日】Abeeのオリジナル高品質アルミ製PCケース第1弾が発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050409/etc_abee.html

 (Abee AS Enclosureシリーズ)

[撮影協力:俺コンハウスツクモ ケース王国]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
[前の記事]: 水冷キットをサイドパネルに装備したケース「Robela」が発売
[次の記事]: SAPPHIREからもCrossFire対応マザー発売、ターミネーター付属

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.