ラジエーターなどを内蔵した小型ユニットをPCケース内部の拡張スロットに装着できるThermaltake製ビデオカード用水冷クーラー「Tide Water(CL-W0052)」が発売となった。実売価格は12,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「Tide Water」は銅製ラジエーター、ポンプ、タンクを内蔵した小型ユニットと、ビデオチップ上に取り付ける冷却ヘッドなどで構成されるビデオカード用水冷クーラー。ユニットを拡張スロット(2基分のスペースが必要)に装着できるという省スペース性と、最小ノイズレベル17dBをうたう静粛性が特徴だ。
水冷ユニットのファン回転数は、ユニット側面にあるスライドスイッチで1,700rpm(17dB)、3,000rpm(19dB)に設定が可能。冷却ヘッドはATI製とNVIDIA製のGPU(120W)に対応するとされている。
ビデオカードも水冷にしたいという人にはもってこいの製品だろう。なお、10月中旬にこの水冷クーラーとRADEON X800 GT搭載PCI Express x16ビデオカードをセットにした製品がTul(PowerColor)から発売されている。
□Tide Water(Thermaltake)
http://www.thermaltake.com/watercooling/cl-w0052TideWater/cl-w0052.htm
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| (Thermaltake Tide Water) |
[撮影協力:TSUKUMO ex.]