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【RADEON X1900 XTX】 | 【パッケージ】 |
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【型番】 | 【電源の注意】 |
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【同梱品】 | 【コネクタ部】 |
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【ATI純正カード】 | 【ATI純正品パッケージ】 |
ATIがまだ発表していない「RADEON X1900」シリーズを搭載したビデオカードがアキバに出回り始めた。製品はSAPPHIRE製のRADEON X1900 XTX搭載PCI Express x16対応ビデオカード「X1900XTX 512M PCI-E D-D/VIVO」で、実売価格は82,900円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
現時点ではまだ正式に発表されていないRADEON X1900シリーズだが、その名称から現行のRADEONシリーズ最上位モデルであるRADEON X1800シリーズのさらに上位であることが伺える。
●X1800を上回る上位モデル
海外のPC関連ニュースサイトでは、コア/メモリクロックはRADEON X1900 XTXが695MHz/1550MHz、RADEON X1900 XTが625MHz/1450MHzになるとされており、メモリ容量はいずれのモデルも512MBだとされている。
今回発売となったSAPPHIREの製品は、茶箱に入っている実質的にはバルク品で、動作クロックやアーキテクチャなど詳細な仕様についてはどこにも記されていない。型番と基板からわかるのは、GPUにRADEON X1900 XTXを搭載していること、メモリが512MBであること、ビデオ入出力機能が付いていること、DVI出力が2系統あること程度。
●電源容量に要注意
興味深いのは、電源に関する注意を記した紙があり、それによると、RADEON X1900シリーズは450Wで12Vラインが30Aの容量を推奨としており、さらにCrosFireで動作させた場合は550Wで12Vラインに38Aの容量を推奨するとしていること。
12Vラインに38Aの容量となると、ゲーマー向けの特別仕様品やサーバー用の電源が必要になり、購入希望者はこの点は要注意だ。
●ATI純正品も出荷済み
なお、今回の製品は興隆商事がショップに出荷したもの。同社はATIとSAPPHIREの正規代理店ではないが、海外から並行輸入で製品は入手できたという。同社によると、今回の製品のほかにSAPPHIRE製のRADEON X1900 XT搭載ビデオカード、ATI純正のRADEON X1900 XTXとRADEON X1900 XT搭載ビデオカードをすでにショップ向けに出荷済みで、店頭販売の時期は各ショップの判断に任せているとのこと。
RADEON X1900シリーズは来週中にも正式発表されるとみられ、少なくともそのタイミングで一斉に店頭に製品が並ぶことになるのは間違いなさそうだ。
□興隆商事
http://www.kohryu.com/
□ATI Technologies
http://www.ati.com/
□Sapphire
http://www.sapphiretech.com/
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【2006年1月14日】未発表のRADEON X1900 XT搭載カードが1月下旬に入荷予定
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060114/etc_x19pre.html
| (SAPPHIRE RADEON X1900シリーズ) |
[撮影協力:興隆商事とパソコンハウス東映]