1DINサイズのスタイリッシュな車載PCがデモ中、1DIN液晶も

	【 2006年1月21日号】
	1DINサイズのスタイリッシュな車載PCがデモ中、1DIN液晶も Pentium M搭載可能、パーツ単体とキットで販売予定

【フロント部】【天板】

【コネクタ部】【専用電源回路】

【ランプ】【デモ中】

　1DINユニットサイズの筐体を用いた車載PCの動作デモがオリオスペックで実施中だ。
　デモ機はCOMMELL製Socket 479Mマザーボード「LV-671」と専用の外付け電源ユニットなどを1DINPC製PCケースに組み込んだもので、パーツ単品またはセットで販売するほか、有料で組み立て作業も行なう予定としている。
●1DINの収納式液晶も
　予価はケースの「1DINPC MPC-Case」が23,800円、電源回路の「1DINPC Sefety Power for LV671」が25,800円、これら2製品と「LV-671」にACアダプタをセットにした自作キット「1DINPC MPC-671NSMP」が85,400円、1DINユニットサイズのLVDS接続8.4インチ液晶ディスプレイ「KF-084 Indash(LVDS)」（展示なし）が89,800円。いずれも入荷予定時期は2月上旬という。
●カーオーディオ風デザイン
　ブラックとシルバーのツートンカラーや、筐体上面のくりぬかれた「1DINPC」のロゴなど、スタイリッシュなデザインが目をひくこのPCケース。前面には光学メディアスロットやUSBポートなどを備えるが、見た目はPCというよりカーオーディオ機器に近い印象だ。
　筐体内には「LV-671」（このマザーボードのみ対応）のほか2.5インチHDD、スロットイン式のスリムタイプ光学ドライブ（松下製のみ対応）が内蔵できる。
●電源はシャットダウン機能付き
　電源回路はPCケースの奥行きとほぼ同じ長さ。容量は120Wで、自動車のバッテリーを電源として使うための安定化回路を内蔵し、イグニッションキーの操作と連動してPCの電源を制御する機能も搭載している。具体的には、イグニッションON時に5秒待ってからPCを起動する機能や、イグニッションOFF時に自動でWindowsのシャットダウンを実行させてからPCの電源を切る機能などがある。
　種類が少ない車載PC用ケースにおいて、今回のケースはカーオーディオ機器を意識したデザインも魅力的で、とくにルックス重視派にとっては気になる存在になりそうだ。
　ちなみに同店は、車載PCの自動車への取り付けを行なう業者を募集しているとのこと。

□1DINPC
http://www.1din.net/
http://1din.net/shop/shopdetail.html?brandcode=004016000002
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　（AKIBA PC eArena）

[撮影協力:オリオスペック]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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