【 2006年5月20日号 】
	Turion 64 X2の予価が表示される、TL-56は3万円台

　米AMDが現地時間の17日(水)に発表したモバイル向けデュアルコアCPU「Turion 64 X2」が近く店頭販売される見込みだ。TSUKUMO eX.が予価を告知している。ただし予約受け付けは行なっていない。

　予価はモデルナンバーTL-50（クロック1.6GHz/2次キャッシュ合計512KB/TDP 31W）が24,280円、TL-52（1.6GHz/1MB/31W）が28,980円、TL-56（1.8GHz/1MB/33W）が34,800円（いずれもリテールパッケージ品）。このほか、最上位モデルのTL-60（2.0GHz/1MB/35W）がラインナップされている。入荷時期は、TL-50が6月、TL-52が7月、TL-56が8月、TL-60は不明、とのこと。

　90nm SOIプロセスで製造されるTurion 64 X2は、モバイル向けでは同社初となるデュアルコアCPU。デュアルコアの採用やTDP値の低さ、DDR2メモリのサポートはもちろんだが、自作ユーザーにとって注目なのは「Socket S1」と呼ばれる638ピンの新型CPUソケットが採用されている点だろう。これまでのTurion 64対応マザーボードやPC自作キットは、残念ながらTurion 64 X2には流用できないことになる。

　なお、MSIからはTurion 64 X2対応のノートPC自作キット「MEGABOOK MS-1058」が発表されている。出荷開始予定時期は6月中旬。

□Turion 64 X2/プレスリリース（Advanced Micro Devices）
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_13909,00.html
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~108481,00.html
□MEGABOOK MS-1058（エムエスアイコンピュータージャパン）
http://www.msi-computer.co.jp/MEGABOOK/MS_1058.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060107/etc_yonah.html

（AMD Turion 64 X2）

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

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