Intel P965 Expressチップセット搭載LGA775対応マザーボードの新製品が2メーカーから登場、ASUS製「P5B Deluxe/WiFi-AP」とIntel製「DP965LT」が発売された。実売価格は「P5B Deluxe/WiFi-AP」が28,324円~30,980円、「DP965LT」が14,800円~16,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Intel P965 Expressを搭載したマザーボードは、先週にGIGABYTEとMSIから製品が登場しており、今回で計4メーカーとなった。製品の選択肢や数が増えたことで、自作ユーザーへの普及もさらに進みそうだ。
Intel P965 Express/ICH8Rチップセットを搭載したASUSの「P5B Deluxe/WiFi-AP」は、無線LANアンテナ(IEEE 802.11g/b準拠)などが付属する多機能な製品。放熱効果があるという独自の基板設計「Stack Cool 2」や、フィンとヒートパイプを組み合わせたチップセットクーラーを採用するほか、通電時に基板上のASUSロゴが青く光る「Power LED」機能を備えるのもユニークだ。また、ICH8R搭載製品はこれが初。
スロット数はPCI Express x16×2(青色スロットはx16動作、黒色スロットはx2/x4動作)、PCI Express x1×1、PCI×3、DIMM×4(DDR2 800/667/533、最大8GB)。主な機能としてGigabit Ethernet(2ポート)、無線LAN(IEEE 802.11g/b準拠)、Serial ATA(内部7ポート/外部1ポート、RAID/JBOD対応)、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/133)、IEEE 1394、8チャネルサウンドを装備している。
一方、Intelの「DP965LT」はIntel P965 Express/ICH8チップセットを搭載した比較的ベーシックな製品。スロットはPCI Express x16×1、PCI Express x1×3、PCI×3、DIMM×4(DDR2 800/667/533、最大8GB)を備えている。主な機能搭載はGigabit Ethernet、Serial ATA(4ポート)、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/100)、6チャネルサウンド。
なお、「DP965LT」はBIOSでDDR2の項目を800MHzにすると起動できなくなる不具合が判明しているので要注意。
□P5B Deluxe/WiFi-AP(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com.tw/products4.aspx?l1=3&l2=11&l3=307&model=1179&modelmenu=1
□P965LT(Intel)
http://www.intel.com/products/motherboard/dp965lt/
□関連記事
【2006年7月15日】Intel製P965マザーに不具合、DDR2-800設定で起動不可に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060715/etc_dp965lterr.html
【2006年7月8日】P965チップセット搭載マザーが登場、GIGABYTEとMSI
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060708/etc_p965mb.html
【2006年6月24日】P965チップセット搭載Intel純正マザーが7月発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060624/etc_dp965lt.html
| (ASUS P5B Deluxe/WiFi-AP) |
| (Intel P965LT) |
[撮影協力:ツクモ パソコン本店IIとZOA秋葉原本店とドスパラ秋葉原本店]