PCゲームを中心としたLANパーティ「BIGLAN socket3.5 前夜祭」がCAFE SOLARE Linux Cafe秋葉原店(ブロックD2-[e2])で5日(土)に開催された。LANパーティで使用されるPCゲームの紹介や、ゲームPC向けのオーバークロック講座などが行われ、発売されたばかりのCore 2 Duoを使ったオーバークロックのデモも行われた。
このイベントは、インターネットカフェのNecca秋葉原店(ブロックc2-[d2])で18日(金)~20日(日)にかけて開催されるLANパーティ「BIGLAN socket4」のプロモーションイベント。PCを持ち寄って3日間ゲームで遊ぶという趣旨のLANゲームパーティで、これまではお台場など開催実績があり、秋葉原での開催は今回が初。ゲーム大会のほか、デコレーションPCのコンテストなども行われる。
「BIGLAN socket3.5 前夜祭」では各ショップがチューンしたゲームPCを多数デモし、PCゲームを体感できる状態になっていた。また、光りモノで飾られたPCなど、いかにもPCゲーム向けのデコレーションPCも多数展示され、注目を集めていた。
このイベントのセミナーの中では、OVER CLOCK WORKSの渡辺氏による「オーバークロック指南」もあり、ここではCore 2 Duo E6600(2.4GHz)を3.6GHzにオーバークロックしたり、Athlon 64 X2 4600+(2.4GHz)を2.6GHzにオーバークロックする実演を見せ、オーバークロックの賢いやり方を講演した。発売されたばかりのCore 2 Duoについては、「E6600あたりでは電圧が定格のままでも周辺環境の条件がよければ3GHzくらいは簡単にいける」と、オーバークロック耐性の良さを褒めた。なお、Supre PIのベンチマークも実行され、Core 2 Duo(3.6GHz)では100万桁が14秒台、Athlon 64 X2(2.6GHz)では35秒台だった。
アスクがスポンサーとして参加していることもあり、会場内では発売前の製品展示もあった。「スーパーロングライフベアリング」「ネバー・ダイ・ベアリング」と呼ぶ、台湾F&Pが開発した高性能オイルを使ったボールベアリング式のファンを9月に発売する予定で、これは30万時間以上動作、広帯域対応温度、低騒音が特徴という。通常のオイルでは60度程度の温度から徐々にオイルが気化して効力を失ってしまうが、このオイルは250度まで対応しているという。過酷な条件でも動作するデモとして、酢が入った瓶の中でファンを回転させたり、石けん水の中でファンを回転させていた。
また、DTS ConnectとDolby Digital Liveのロゴを取得したAuzentech製のPCIサウンドカード「X-Plosion」のデモもおこなわれた。アナログ7.1chサラウンド出力が可能でオペアンプも交換可能という高級サウンドカード。
「BIGLAN socket4」では、友人を10人集めて参加するとAthlon 64 FX-62をプレゼントするというキャンペーンも行っているので、チェックしてみるといいだろう。
□BIGLAN socket3.5 前夜祭(BIGLAN実行委員会)
http://biglan.jp/news/index.php?id=9
□Necca秋葉原店
http://www.necca.ne.jp/%7Eakihabara/a/
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