【 2006年8月12日号 】
	フロントに大型ラジエーター装備のケースがデビュー

　フロントパネルのドアカバーにラジエータを備えたThermaltakeの水冷システム搭載ATXタワーケース「Kandalf LCS」が発売された。実売価格はシルバーモデル「VD4000SWA」が43,800円、ブラックモデル「VD4000BWS」が39,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。電源は非搭載。

　あらかじめ水冷システムを組み込んだPCケースはこれまでにもいくつか発売されているが、「Kandalf LCS」がユニークなのは、フロントパネルに付いているドアカバーの裏面にラジエータを装備している点。高さ407×幅120mmという大判のラジエータを、設置スペースを別に用意することなく使えるのは大きなメリットだ。同社によれば、ラジエータの熱は筐体内部に吸引されることはなく、フロントの上下部分から排出されるという。

　筐体は、サイズが高さ540×幅220×奥行き640mm、ドライブベイ数が5インチ×9（3.5インチベイとして使えるマウンタ2個が付属）、3.5インチシャドウ×6。主な付属品はポンプ、チューブ、冷却液タンク、CPU用冷却ヘッド（LGA775/Socket 754/939/940対応）、冷却液（1,000cc）。

□VD4000SWA/VD4000BWS（Thermaltake Technology）
http://www.thermaltake.com/japan/products_n/case/Kandalf_VD4000SWA/Kandalf-VD4000SWA.htm
http://www.thermaltake.com/japan/products_n/case/Kandalf_VD4000BWS/Kandalf-VD4000BWS.htm
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（Thermaltake Kandalf LCS）

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

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