PCレスで使用できるプレクスターのCD/DVDメディア用データ破壊装置「PLEXERASER(PX-OE100E)」が発売された。実売価格は約25,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「PLEXERASER」は光学メディアを捨てるときなどに記録されているデータを破壊するための装置で、レーザー光によってメディアの記録層を破壊する「PlexLaser Del」技術を用いているのが特徴。同社によれば、これにより短時間でのデータ破壊(CD/DVD 1層メディアで平均3分、DVD±R DLメディアで平均6分)が可能で、またメディアを物理的に破壊しないためリサイクルの際にもメリットがあるという。
トレイにメディアを載せて閉じるとすぐにデータ破壊が始まるようになっており、スタートボタンなどは備えていない。PCとの接続は不要で、単体で使用できる。
実際に「PLEXERASER」を使用してデータ破壊を行なったメディアを見てみると、メディアの表面、裏面に傷などはないが、記録層の円周上に細い線が書き込まれているのが確認できる。シュレッダーや刃物などを使ってメディアを物理的に破壊したときのように、削りカスが飛散したりしないのもメリットで、メディアの有機色素化合物を露出させないことで環境保護やリサイクルにも有効という。
本体はサイズが幅167.1×高さ53×奥行き253.5mm。縦置き、横置きのどちらでも使用できる(8cmメディアは縦置き時のみ使用可能)。電源は付属のACアダプタ。
□PLEXERASER(プレクスター)
http://plextor.jp/product/pxoe100e/
□関連記事
【2006年9月9日】CD/DVDのデータを破壊するプレクスター製ドライブがデモ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060909/etc_plexeraser.html
| (プレクスター PLEXERASER) |
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]