今週は、これまでの最高速1,066MHzを上回る1,111MHz対応のDDR2メモリ「TWIN2X2048-8888C4DF」がCorsairから登場しているが、この製品はさらにそれを上回る1,150MHzに対応。モジュールにはヒートスプレッダが装着されており基板表面は見えないが、基板はBUFFALO製で搭載メモリチップは「選別品」とされている。

　レイテンシは5-5-5-15。電圧は2.3V（DDR2メモリ標準の電圧は1.8V）。

　なお、「FIRESTIX」シリーズには、上位モデルとなる1,200MHz対応の「W2U0CVJA-S512ZZJ」（512MBモジュール×2枚セット）と「W2U0CVJA-1GZZJ」（1GBモジュール×2枚セット）がラインナップされている。ショップの入荷日は未確認。

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【3月18日】Corsair Memory TWIN2X1024-8500（今週見つけた新製品）
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【2月25日】CFD販売 W2UA6VCF（今週見つけた新製品）
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[撮影協力:パソコンショップ アーク]

　9月末に発売されたノコギリ風ヒートシンクのDDR2 DIMM「DOMINATOR」シリーズの最上位版で、対応規格とされる「PC2-8888」は動作クロック1,111MHzで、レイテンシは4-4-4-12という仕様。CorsairとNVIDIAが提唱するオーバークロック向けのSPD拡張仕様「EPP」に対応していることも特徴で、EPP対応マザーボードに装着することで、1,111MHz/4-4-4-12/動作電圧2.2Vという動作条件が自動で設定される。EPP非対応マザーボードでの自動設定値はPC2-6400/5-5-5-15。

　オーバークロックメモリのポイントの一つになる冷却システムは、PC2-8500対応版「DOMINATOR」が採用していたヒートシンク「DHX」と新たに付属するDIMMソケット取り付け型の冷却ファン「DOMINATOR Airflow」を組み合わせたもの。DHXは、基板の熱とメモリの熱をそれぞれ別のフィンで放熱するというプレート4枚重ねの冷却システムで、これにファンの風をあてることで、より効果的な放熱が可能になるという。

　なお、「DOMINATOR Airflow」の単体製品も今回新たに発売されている。

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[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとBLESS 秋葉原本店とTWOTOP秋葉原本店]