【 2006年11月11日号 】
オペアンプ交換可能なサウンドカードの試聴会実施
S010試聴会 S010試聴会
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 高級自作パーツを専門に扱うブランド「東京スタイル」を立ち上げたハンファジャパンが11日(土)にTSUKUMO eX.でイベントを開催した。12月中旬に発売が予定されているオペアンプ交換が可能なサウンドカード「S010」の試聴会で、先行予約受付も行われた。

 「S010」はサウンドチップにVIA VT1724(ENVY24HT)を搭載した7.1chサウンドカード。コンデンサの品質やノイズ対策にこだわった設計で、出力音質が変化するオペアンプがソケット式で自由に交換できるというのが大きな特徴。PCをジュークボックス代わりに使う人が増える中、オンボードサウンドチップでは良質なサウンド出力が得られず不満だという声も多く、そうした人に向けて開発された高級サウンドカードというわけだ。なお、この製品はインターフェイスがPCI Express x1になっている点も大きな特徴。

 イベントでは実際に音を聞き比べてもらおうということで、標準添付のオペアンプJRC NJM4580DDのほかに、JRC NJM5532DD、JRC NJM2114DD、JRC NJM4558DD/4560D、BB OPA2604、BB OPA2134、BB OPA2277、ANALOG DEVICES OP275という例8種のオペアンプが用意されていた。

 参加者の中には、CDや音楽データを多数持ち込んだ人もいたそうで、いろいろと聞き比べた後に予約をしていった人もいたという。12,800円で先行予約をすると、標準のオペアンプ以外にJRC NJM5532DDが2ch分プレゼントされるという特典も販促効果として有効だったようだ。

 このほか、会場では東京スタイルが発売予定のビデオカードやSerial ATAインターフェイスカードなどが展示されていた。


□東京スタイル
http://www.digitalcowboy.jp/tokyostyle/

 (東京スタイル S010)

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
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