ヒートパイプを用いた大掛かりな冷却機構などが特徴のnForce 680i SLIチップセット搭載ASUS製LGA775マザーボード「Striker Extreme」が近日発売される見込みだ。TWOTOP秋葉原本店にサンプル品が入荷しており、3日(日)から動作デモを行なう予定という。予価は4万円台後半。
「Striker Extreme」の外観で真っ先に目につくのは、CPUソケットを取り囲むように配置された3個の銅製ヒートシンクとヒートパイプ。ヒートパイプはICHのヒートシンクにも繋がれており、この構造でICHやVRMなどの放熱を担う。ファンレスだが、製品情報では「システムエアフローにより温度を下げる」とされており、ケースファンなどによる送風が必要のようだ。
このほか、バックパネル部に備えるPOSTコード表示LCDパネルや、基板上に設けられた電源/リセット/CMOSクリアの各スイッチと装飾LED、ベンチマークソフトの「3DMark06 Advanced Edition」が付属する点も特徴だ。
スロット数はPCI Express x16×3(1基はx8接続)、PCI Express x1×1、PCI×2、DIMM×4(DDR2 800/667/533、最大8GB)。主な機能としてGigabit Ethernet(2ポート)、8チャネルサウンド、IEEE 1394、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/133)、Serial ATA(内部6ポート/外部2ポート、RAID 0/1/0+1/5/JBOD)を備えている。
付属品は、PCI Express x1接続サウンドカード「SupremeFX」、発光タイプのバックパネルシールド板、オプション冷却ファン、皮製キーホルダーなど。
nForce 680i SLI搭載LGA775マザーボードは、NVIDIAが設計したというEVGA製の「122-CK-NF68-AR」が先に発売になっているが、ASUSのこの製品を待っているという人も多い。オーバークロッカー御用達のマザーボードとして人気を集めそうだ。
□Striker Extreme(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com.tw/products4.aspx?l1=3&l2=117&l3=0&model=1439&modelmenu=1
□nForce 600 Series/プレスリリース(NVIDIA)
http://www.nvidia.com/page/nforce_600i.html
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【2006年11月11日】NVIDIA純正のnForce 680i搭載マザーが登場、OC向け
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061111/etc_nforce680i.html
| (ASUS Striker Extreme) |
[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店]