ATX電源の最高容量記録(1,000W)を更新する定格1,100Wの大容量電源「XP-1100W」が恵安から発売された。実売価格は40,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「XP-1100W」の最大の特徴は、もちろん定格1,100W/ピーク1,200Wという容量の大きさ。個々の出力に関しては12Vが6系統972W、+5Vと+3.3Vが計180Wといずれも大きく、当然クアッドコアCPUやクアッドVGA環境などにも対応するという。+12VはSplit/Combine切り替え機能付き。
また、PCI Expressビデオカード用電源コネクタに8ピンタイプが採用されているのも特徴。これは「今後ATIからリリースされる8pinのVGAカードに完全対応Quadも可能!!」(恵安)とされるもので、従来のビデオカードで使われる6ピンと、拡張部分と見られる2ピンが分離/合体できる構成になっている。
このほかの特徴は、大容量電源としては奥行きが短い(175mm)ことや、電源ケーブルが一部プラグイン式になっていること、冷却ファンに山洋電気製12cmタイプを採用していることなど。
□XP-1100W(恵安)
http://www.keian.co.jp/new_pro/xp-1100w/xp-1100w.html
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| (恵安 XP-1100W) |
[撮影協力: クレバリー1号店とツクモパソコン本店]