「ATI製の物理演算カード用」という3つ目のPCI Express x16スロットを備えたCrossFire対応マザーボード。搭載チップは CrossFire Xpress 3200で、メーカーはDFI。 搭載しているPCI Express x16スロットはCrossFire用のx8動作のものが2つと、物理演算カード用とされているx2動作のものが1つ。利用できる物理演算カードについては「ATI Physics Graphics Card」とされており、マニュアルにはこのスロットに2スロット型のビデオカードを装着した写真も掲載されている。 なお、該当するような「ATI製の物理演算カード」は製品としては正式発表されていないが、AMDではRadeon X1000シリーズを物理演算カードとして利用する応用例を発表しており、マニュアルの掲載写真などから考えて、この応用例を利用することができるものと推定できる。 ちなみに、似たような構成のマザーボードとしてはNVIDIAのnForce 680iを搭載した製品が複数発売されているが、ATI系チップセットでこうした構成をサポートした製品はこれが初めて。 搭載している主なオンボードデバイスは2系統の1000Base-T LAN(Teaming動作対応)と別基板タイプの8chサウンド、追加4chの3Gbps Serial ATA-RAID(PDC40719)など。 □関連記事 【2006年11月11日】NVIDIA純正のnForce 680i搭載マザーが登場、OC向け http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061111/etc_nforce680i.html 【2006年3月4日】CrossFire Xpress 3200搭載マザーが早くも登場、ASUSから http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060304/etc_cfx3200.html
[撮影協力:パソコンショップ アーク]
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