ASUSのゲーマー向けマザーボード「COMMANDO」が発売に

	【 2007年1月20日号】
	ASUSのゲーマー向けマザーボード「COMMANDO」が発売に

　ヒートパイプを用いたファンレスの冷却機構やCrossFireへの対応などが特徴のゲーマー/オーバークロッカー向けLGA775マザーボード「COMMANDO」がASUSから発売された。チップセットはP965+ICH8R。実売価格は約3万円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　「COMMANDO」は同社がゲーマーやオーバークロッカー向けに展開しているという「R.O.G.」（Republic of Gamers）シリーズに属するマザーボード。ヒートパイプを用いたファンレスのチップセット用冷却機構や、発熱が少なくオーバークロック時の安定性を向上させるという電源回路を備えるほか、PCI Express x16スロットを2基備えCrossFireに対応するのが主な特徴だ。PCI Express x16スロットは、CPUソケットに近い方がx16モードで、もう一方がx4モードで動作するとされている。
　このほか、POSTコードを表示する小型の液晶パネルをI/Oパネルに備える点や、基板上に電源スイッチ、リセットスイッチ、CMOSクリアスイッチを備える点も特徴。ベンチマーカーにとっては3Dグラフィックスのベンチマークソフト「3DMark06 Advanced Edition」が付属するのも嬉しい点だろう。
　なお、R.O.G.シリーズの製品は、過去にnForce 680i SLI搭載LGA775マザーボード「Striker Extreme」と、nForce 590 SLIチップセット搭載Socket AM2マザーボード「CROSSHAIR」の2モデルが発売されている。
　「COMMANDO」のスロット数はPCI Express x16×2、PCI×4、DIMM×4（DDR2 800/667/533、最大8GB）。主な機能としてGigabit Ethernet（2ポート）、Serial ATA（6ポート、RAID 0/1/0+1/5対応）、パラレルATA（1ポート、Ultra ATA/133、JMicron JMB363チップ）、IEEE 1394、8チャネルサウンドを備えている。
　付属品は、サウンドコーデックチップを搭載した別基板タイプのサウンドカード「SupremeFX」、電源パーツ冷却用の追加ファン、ゲームソフト「Ghost Recon Advanced Warfighter」など。
　なお、17日（水）時点では、各ショップの入荷数が少ないこともあり、軽い品薄状態になっている。ショップでは「週内に再入荷するはず」としているが、「人気の高さに比べると、入荷数が少なく、やはり品薄状態になるのではないか」との見方が有力となっている。

■COMMANDO

□COMMANDO（ASUSTeK Computer）
http://www.asus.co.jp/products4.aspx?l1=3&l2=11&l3=307&model=1480&modelmenu=1
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　（ASUS COMMANDO）

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとクレバリー1号店とBLESS 秋葉原本店とパソコンショップアークとTWOTOP秋葉原本店とPC-Success本店とツクモパソコン本店II]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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