I/Oパネルに小型の液晶パネルを備えるというゲーマー/オーバークロッカー向けのASUS製nForce 590 SLIチップセット搭載Socket AM2マザーボード「CROSSHAIR」が発売された。実売価格は35,980円~38,780円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
同社がゲーマーやオーバークロッカー向けに展開しているという「R.O.G.」(Republic of Gamers)シリーズに属するこの「CROSSHAIR」。POST(Power On Self Test)コードを英字で表示する小型の液晶パネル「LCD Poster」をI/Oパネルに備えるほか、装飾用のブルーLEDを基板上に複数搭載するといったユニークなギミックが特徴だ。付属のI/Oシールド板にも青く光るELパネルが内蔵されている。
また、低発熱でオーバークロック時の安定性を向上させるという電源回路を採用する点や、基板上に電源スイッチ、リセットスイッチ、CMOSクリアスイッチを備える点も特徴。とくにスイッチ類は、マザーボードをPCケースに入れずにオーバークロックなどのテストを行なうユーザーにとっては便利だろう。
このほか、サウンドコーデックチップをマザーボードにではなく、付属のPCI Express x1接続カード「SupremeFX」に搭載することでS/N比100dB超の高音質を実現したとする点や、3Dグラフィックスのベンチマークソフト「3DMark06 Advanced Edition」が付属する点も注目と言える。
スロット数はPCI Express x16×2、PCI Express x4×1、PCI×3、DIMM×4(DDR2 800/667/533、最大8GB)。主な機能としてGigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(外部2ポート、内部6ポート、RAID/JBOD対応)、8チャネルサウンドを搭載している。
□CROSSHAIRプレスリリース(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.co.jp/news_show.aspx?id=3765
| (ASUS CROSSHAIR) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]