AGPビデオカードでは最も高いスペックとなる初のRadeon X1950 XT搭載製品。発売元は玄人志向ブランドで、メモリ容量は256MB。 搭載されている冷却システムは、2基のファンや大型フィン、ヒートパイプなどを用いた大掛かりなもので、拡張スロットへの装着時は隣接スロットのスペースを占有する。また、基板上には6ピンのPCI Express電源ポートのほか、冷却システム用の4ピン電源ポートが用意されており、使用時は両方へ電源供給が必要とされている。なお、同ブランドによれば、この冷却システムにはペルチェ素子を採用しているという。 主なスペックは、ビデオメモリがDDR3 256MB(256bit)、クロックがコア648MHz、メモリ1.4GHz。映像出力端子はDVI-I(2ポート、デュアルリンク対応)とTV(HDTV対応)を装備している。付属品はDVI-VGA変換アダプタ(2個)、コンポーネント出力ケーブル、6ピン - 4ピン変換電源ケーブルなど。 Radeon系のAGPビデオカードでは、Radeon X1950 PRO搭載モデルがこれまで最もハイスペックだった。 □関連記事 【2006年12月9日】AGP最高峰のRadeon X1950 PROビデオカード登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061209/etc_agp1950.html 【2006年11月3日】Radeon X1950 XT搭載カード発売、実売価格は4万円 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061103/etc_x1950xt.html
[撮影協力:TSUKUMO eX.とBLESS 秋葉原本店]
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