昨年末に発売された大容量ATX電源「XP-1100W」(1,100W)の容量記録を更新する容量1,200WのATX電源。発売元は恵安。 この製品は、XP-1100Wの上位モデルにあたる製品で、定格容量が1,100W→1,200Wに、ピーク容量が1,200W→1,400Wに増えているのが最大の特徴。増加した電力は全て12V出力に割り当てられており、従来の「最大972W(6系統)」が同1,032W(6系統)に強化されている。 また、新たなフィーチャーとして、PC電源がオフの時にもUSBバスパワーを出力可能にする「Power USBケーブル」も付属する。このケーブルは、USBバスパワーで充電する機器を念頭においたもので、PCケースのUSBコネクタ配線を行なう際に利用する仕組み。このほかでは、「ATI Physics Graphics Card用」とされる内部電源ケーブルも付属する。 これ以外の特徴はXP-1100Wを引き継いでおり、「次世代」とされる8ピンのPCI Expressビデオカード用電源コネクタを搭載することや、Quad SLIへの対応がうたわれていること、内部ケーブルが着脱式になっていること、背面メッシュ/12cmファン採用タイプであることなどは従来同様。奥行きはXP-1100Wと同じ175mm。 □関連記事 【2006年12月28日】容量1,100Wの電源が発売に、次世代Radeonにも対応? http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061228/etc_1100.html
[撮影協力:TSUKUMO eX.と高速電脳]
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