職人がその場でノートPCや携帯電話などに京友禅の絵柄を描くというデモイベント「くりすたるあーと実演」がドスパラ アキバ店で行なわれている。店頭では作業の様子を間近で見られるほか、持ち込んだ機器に柄を描いてくれる有料サービスを実施中だ。開催期間は13日(金)~15日(日)。
「くりすたるあーと」とは京友禅作家の林裕峰氏による工芸技術で、携帯電話やPDA、ノートPCといった機器に友禅の絵柄を描くという非常にユニークなもの。制作の際、プリンターなどを用いずに手作業で行なっているのも特徴で、機器の表面に柄を手描きした後、金粉を混ぜた特殊樹脂を用いて柄を定着させるという。店頭ではその作業の様子を実際に見ることができる。
そして、持ち込んだ機器に絵柄を描いてくれる有料サービスを行なっているのもユニークだ。価格は、携帯電話のボタンに色付けとコーティングを施す「ボタンあーと」が3,150円、携帯電話の筐体(折りたたみタイプの半分)にデザインを施す「携帯あーと」が6,300円~などで、このほかiPodやニンテンドーDS、ノートPC、PCケースなども受け付けるという。ただし、球体や筒状の物、革製品には対応できないとのこと。
また、前述のとおり手作業のため、完成するまで携帯電話の場合は1時間ほど、iPod nanoやニンテンドーDS(上側のみ、約15,000円)の場合は1時間半ほどかかるという。ノートPCやPCケースは時間がかかるため、後日配送するかたちになるという。
□くりすたるあーと実演(ドスパラ)
http://www.dospara.co.jp/info/share.php?contents=070413ev&m=n
□くりすたるあーと
http://homepage3.nifty.com/cristalart/
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010414/etc_urushi109.html
| (AKIBA PC eArena) |
[撮影協力:ドスパラ アキバ店]