この製品は水冷クーラーを採用し「特別版」と銘打たれたGeForce 8800 GTXビデオカード。冷却システムはThermaltakeの「Tide Water」で、ASUSによれば標準のGeForce 8800 GTX搭載製品よりも温度を12℃下げられるという。

　また、GPUとメモリのクロックが高く設定されているのも特徴。クロックはコア630MHz、メモリ2.06GHz（標準はコア575MHz、メモリ1,800MHz）。ビデオメモリはDDR3 768MB（384bit）を搭載している。映像出力端子はDVI-I（2ポート）、TV（HDTV対応）を装備。

　冷却ユニットは拡張スロットに2基分のスペースに装着が可能（タンク、ポンプ、ラジエータ、ファンなどを内蔵）。ビデオカードも2スロットタイプのため、使用時は合計4基分のスペースが必要になる。ファン回転数はユニット側面のスイッチで1,500rpm（35dB）、3,000rpm（40dB）に設定できる。冷却液はタンクに注入済みで、1万時間はメンテナンスの必要がないという。

　主な付属品はHDTV出力ケーブル、DVI-VGA変換アダプタ（2個）、ゲーム/ベンチマークソフト（Ghost Recon Advanced Warfighter、GTI Racing、3DMark06）。

　なお、水冷クーラーを採用したオーバークロックタイプのGeForce 8800 GTX搭載ビデオカードは、MSIも製品を発表している。製品名は「NX8800GTX-T2D768E-HD-OC」で、クロックはコア610MHz、メモリ2,000MHz。

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[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとドスパラ秋葉原本店とクレバリー1号店と高速電脳]

　動作クロックはコア500MHz/メモリ600MHz。出力コネクタはDual DVI+TV出力を備えており、HDTV出力にも対応している。給電コネクタはペリフェラル4ピン×2。

　Radeon X1950 GTはRadeon X1950シリーズでは最下位モデル。AGPスロットに対応したRadeon系ビデオカードとしては上位モデルにRadeon X1950 Pro、Radeon X1950 XT搭載製品がある。

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[撮影協力:パソコンショップ アーク]