未発表のCore 2 Duo新モデル「E6320」などが発売、下位の4MBキャッシュ版

	【 2007年4月21日号】
	未発表のCore 2 Duo新モデル「E6320」などが発売、下位の4MBキャッシュ版

　デスクトップPC向けCore 2 Duo Eシリーズの未発表モデル3種類が登場、プロセッサ・ナンバE6420（2.13GHz、FSB 1,066MHz、2次キャッシュ4MB）、E6320（1.86GHz、FSB 1,066MHz、2次キャッシュ4MB）、E4400（2GHz、FSB 800MHz、2次キャッシュ2MB）がそれぞれリテールパッケージ品で発売された。
　実売価格はE6420が24,980～26,880円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）、E6320が22,540～23,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）、E4400が17,980～19,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　3モデルとも22日（日）時点ではIntelから発表されておらず、同社Webサイトにも製品情報は掲載されていないが、デュアルコアである点やLGA775タイプのCPUソケットに対応する点、FSB 1,066MHz/800MHz、2次キャッシュ4MB/2MBといったスペックは既存の5モデルと同様。パッケージに記されている最大動作電圧は3モデルとも1.35Vで、これも既存の5モデルと同じだ。sSpecはE6420が「SLA4T」、E6320が「SLA4U」、E4400が「SLA3F」。
　また、既存の5モデルはいずれもプロセッサ・ナンバの末尾2桁が「00」だが、「20」とされたモデルは今回のE6420とE6320が初めて。E6420はE6400（2.13GHz、FSB 1,066MHz、2次キャッシュ2MB）の、E6320はE6300（1.86GHz、FSB 1,066MHz、2次キャッシュ2MB）の、それぞれ2次キャッシュを4MBに倍増させた上位モデルという位置付けになる。
　自作PCユーザーにとっては、今回の新モデル追加によってCore 2 Duoの選択肢が増えたのはもちろんだが、既報のとおり既存モデルが大幅に値下がりしたことも嬉しいトピックだろう。これらにより自作PC市場でのCore 2 Duoの動きがまた活性化しそうだ。

□Core 2 Duo（インテル）
http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/core2duo/
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　（Intel Core 2シリーズ）

[撮影協力:TSUKUMO eX. とスリートップとパソコンショップアーク]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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