これまでのSMART Flexシリーズよりも廉価、かつ小型なのが特徴で、価格は従来の6万円台中盤～後半から約4万円に下がり、サイズも一般的なATXケースと同程度になっている。

　また、これまで前面に出されていた「カスタマイズ性」よりもデザイン性の高さを前面に出しており、デザインのために5インチベイを1個だけにとどめているのも特徴。

　採用パネルは3mmのアルミプレートで、この厚さを採用したことで穴空け加工やタップ切りなどの金属加工もやりやすくなっているという。

　電源は別売で、ケース前面に実装するタイプ。

　カラーはシルバーとブラックの2タイプ。

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[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　前面のメディア収納ケースはデザインと実用性の双方に配慮した、と思われるもの。扉の外側はアクリル板がはめ込んであり、メディアに触れることはできないが、内側はそのままメディアが剥き出しになっており、DVDトールケースにあるようなロックを外すことで簡単にメディアを取り外せる。

　似たような機構は2005年に発売されたThermalRock「Circle」（発売時約19,800円）にも搭載されていたが、この製品は実売価格約7,000円と廉価。

　大きな側面窓も備えている。なお、「このサイドパネルの規格はICUTEの従来製品と違うため、従来製品用の交換用サイドパネルは利用できない」（フリージアサポート200% SHOP）とのこと。

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[撮影協力:フリージアサポート200% SHOP]

　前面のファンインテークは発光/回転する仕様。ただし、回転に関してはフィン部分に動力はなく、直後についている14cmファンによる気流で回転する仕組み。

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[撮影協力:フリージアサポート200% SHOP]

　サイドパネルについているイルミネーションの給電方法がユニークで、4ピン電源コネクタを使ったコネクタ式ではなく、サイドパネルを取り付けると接点が接触して給電する接点方式になっている。

　内部構造は電源部とドライブベイ、マザーボード格納部が分離した構造で、最上部にファン取り付け可能な通風口があることや、背面に水冷チューブ取り付け穴が用意されているという特徴もある。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

[撮影協力:ツクモケース王国]

　フロントパネルのデザインはどことなくiPod shuffleを思わせるもの。

[撮影協力:ツクモケース王国]