液晶ディスプレイと一体化することもできるファンレスのVIA製薄型PC。C7 1GHz搭載の「VMPC 1G」とEden 1.5GHz搭載の「VMPC 1.5G」の2モデルが発売されている。 「液晶ディスプレイとの一体化」は、筐体に用意されたVESAマウントのスルーホールを使うもの。液晶ディスプレイのアームと液晶ディスプレイ本体の間にこの製品を挟むことで、液晶ディスプレイと一体化する構造になる。サイズは高さ180×幅298×奥行き25.4mm。 今回の製品は1.5GHz動作のEdenと、40GBのSeagate製2.5インチIDE HDD、512MBのDDR2メモリを搭載したもの。メモリの最大対応容量は1GBだが、メモリ用のSO-DIMMスロットは1基のみのため、1GBにするためにはモジュールの交換が必要になる。対応OSはWindows XP、Windows XP Embedded、Linux。 主な搭載インターフェイスはDVI-D、VGA、S-Video、Gigabit Ethernet、無線LAN、USB 2.0(4ポート)、PS/2(キーボード、マウス)、サウンド。付属品はACアダプタ電源(60W)、電源ケーブル、無線LANアンテナ、ネジ、CD-ROMなど。 なお、この製品は一部ショップが「自作キットとして入荷する」とアナウンスしていたが、今のところは今回はHDDとメモリを搭載した完成PCとして販売されている。また、C7 1GHzを搭載した姉妹モデルも「6日(金)に入荷する」(パソコンショップ アーク)という。予価は89,800円。 VIAのグループ会社であるVisson TechnologiesのWebサイトには、この製品のベースモデル「vm7700」の製品情報が掲載されている。
□関連記事 【2007年6月16日】VIAからVESAマウント対応の薄型PCキット「VMPC」登場予定 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070616/etc_vmcpre.html
[撮影協力:パソコンショップ アークとオリオスペック]
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