リンクスインターナショナルは10日(金)にAntecのショールームをオープンした。場所は東京メトロ 末広町駅 上野 浅草方面出口前 秋葉原MFビル1F(ブロックG2)。8日(水)にはプレス向けの発表会が開催されている。
発表会の冒頭、リンクスインターナショナル社長 川島義之氏が挨拶に立ち、ショールーム開設の経緯を説明。以前、同じ場所にあった薬局をよく利用していたことが縁で、今回のショールーム開設にいたったことをユーモアを交えながら語ったほか、今後の展開に関しても「過去に大手メーカーが秋葉原にショールームを開設して失敗しているが、自分たちはDIYのコアなユーザーをターゲットにし、Antec製品の情報発信源として展開していきたい」と秋葉原の地の利を活かしたショールーム展開をしていくことを約束した。
続いて挨拶に立ったAntec上級副社長Scott Richards氏は「数年前まで日本国内におけるAntecの知名度は低かったが、日本のユーザーの高い品質を求める声やリンクスインターナショナルとのパートナーシップによってPCケース分野で国内トップのシェアを獲得し、こうして業界初のショールームを開設することができた。今後は北米市場のように電源の分野でもシェアNo.1を獲得したい」と通訳を交えながらコメントした。
発表会の最後にはライターの高橋敏也氏が登場。普段行っている一般ユーザー向けイベントとは雰囲気が異なる記者向け発表会での挨拶ということで若干戸惑っていたが、Antecケースの人気の理由については「先日、COOLER MASTERのイベントに参加したが、同社のCOSMOS 1000などはAntecのP182をよく研究してきている。COOLER MASTERのケースはとんでいるデザインだが、Antecのケースはシンプルなデザイン。そこが日本では受けているようだ」と、いつもながらの軽快な口調で解説した。また、「レビューなどではP180やSOLOといったケースを使うことが多いが、個人的にはNine Hundredが好きだ」と自身のお気に入りケースについてもコメントした。
ショールームには現行製品やAntec製品PCケースを使ったショップブランドPCのほかにP180のmicroATXモデル「miniP180」やミドルタワーケース「Sonata Plus」「Sonata Designer」、HTPC向けデスクトップATXケース「Fusion Max」などの未発売製品も展示されていた。また、高橋氏がP182をベースにCore 2 Quad Q6700(2.66GHz)を3.2GHzにオーバークロックしたPC「P182徹底的な改造水冷マシン」も展示されていた。
ショールームの営業時間は11:00~18:00。定休日は水曜日、年末年始、同社指定日。
●展示品
【未発売PCケース】
Fusion Max |
Sonataシリーズ |
miniP180 |
【P182徹底的な改造水冷マシン】
□Antec
http://www.antec.com/world/jp/
□リンクスインターナショナル
http://www.links.co.jp/
□ニュースリリース(リンクスインターナショナル)
http://www.links.co.jp/html/press2/antec_showroom.html
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| (Antec製品) |
[撮影協力:Antecとリンクスインターナショナル]