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【Mcell(表)】 | 【Mcell(裏)】 |
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【Mcellの構造】 | 【15,800円】 |
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【I/F部】 | 【完売しました】 |
サーバ用途向けに発売されている1GBメモリ搭載のDTS(旧イーストレージネットワークス)製Serial ATA接続ハイブリッドメモリーディスク「Mcell」の80GBモデル「MCL-1/80」が秋葉原に出回り始めた。
販売を始めたのはオリオスペックで、25日(土)に特価販売を行い、即日完売している。実売価格は15,800円。ちなみに「この価格での入荷はもうない」(同店)とのこと。
●朝から列ができて争奪戦
販売された製品は開封して動作確認をしているものの、ジャンク品扱いで、在庫は12個、1人2個までの購入という個数制限がついていた。当日は開店直前に10数人が並び、先頭付近の人は朝5時から並んでいたという注目ぶりで、ほとんどの人は2個購入していったという。
Mcellはサーバ用途向けに以前から発売されている製品だが、秋葉原の店頭で実物を確認したのは今回が初めて。PC関連の通信販売ショップでは20万円以上の価格で販売される場合がほとんどで、ジャンク品とは言え今回の価格はまさに破格だ。同店いわく「今回のみ特価で入荷できたもので、次回以降入荷する場合は保証付きの標準価格になる」という。
●1GB DDRと2.5インチHDDが合体
Mcellは1GBのDDRメモリを用いた「自己学習ワーキングテーブル」という機構を搭載することによって高速なデータ転送を実現したというHDD。3.5インチHDDサイズのケースの中に2.5インチHDDとコントローラチップとメモリなどを組み込んだもの。同社はテストで、64KB~512MBのデータのランダムリード時で110MB/s以上の転送速度を達成したとうたっている。キャッシュ制御などによる高いデータ安全性を実現しているという点も特徴だ。
なお、実際に同店がテストを行なったところ、Western Digital製HDDのRaptorシリーズ(150GBモデル)との比較で、とくにランダムリード時で高速性が確認できたという。
主なスペックは、インターフェイスがSerial ATA(150Mbps)、本体サイズが幅101.6×高さ25.4×奥行き147mm、重量500g。
□Mcellシリーズ(DTS)
http://www.estoragenetworks.co.jp/cgi-bin/user_product_detail.cgi?cat=DTS&pro=0
http://www.dts-1.com/cgi-bin/user_instancegenerate.cgi
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| (DTS Mcellシリーズ) |
[撮影協力:オリオスペック]