C7の最高クロックを更新する1.8GHz版を搭載したVIA製のMini-ITXマザーボード。FSBが800MHzなのもこれが初。 搭載しているCPUはC7 1800/800などと刻印されたもの。C7は2005年5月の90nm製造モデル発表当初からFSB 800MHzをサポートするとうたわれていたが、パッケージなどにFSB 800MHzをサポートする旨が明記された製品はこれまでに確認されていなかった。 マザーボード自体はチップセットにCN896+VT8251を採用した、EPIAシリーズとしてはハイスペックな製品。EPIAでは初となるPCI Express x16スロットを装備しているほか、4基のSerial ATAポートによるRAID機能や、1000Base-T LAN+10/100Base-TX LANによるデュアルLANも搭載している。このほかのオンボードデバイスはVGA、サウンドなど。 搭載スロットはPCI Express x16×1、Mini PCI×1(基板裏面)、DIMM×2(DDR2 400/533/667、最大4GB)、CF×1(基板裏面)。 なお、今回パソコンショップ アークに入荷した製品は「先行出荷版」で、在庫は1個のみとのこと。量産品は11月入荷予定。また、代理店では「現時点ではWindows Vistaでサウンドドライバが正常にインストールできない」というアナウンスを出している。対応ドライバの公開時期は未定。 □関連記事 【2007年1月27日】1チップチップセットとC7オンボードのEPIAが発売、DVI搭載 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070127/etc_epia.html 【2005年5月30日】VIA、90nmプロセス/SSE3サポートの「C7」(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0530/via.htm
[撮影協力:パソコンショップ アーク]
|