「いままでのヒートパイプの常識を越えた」(メーカーのオーバーウェイテクノロジー)という新型ヒートパイプ「真空超熱伝導管」を搭載するというCPUクーラー。冷却能力の高さもウリとしている。 「真空超熱伝導管」は、構造と内部構成を工夫しているのが特徴。内部の詳細に関しては「銅粉体を焼結して配置した2層構造」と説明されており、内部の駆動液も水ではない、特殊なものが採用されているという。設置の向きにかかわらず熱が伝わるのも特徴という。 CPUクーラーは、4本の真空超熱伝導管で受熱部と大型フィンを結んだ構造。搭載ファンは9cm角/800~2,800rpm/18~24.1dBタイプで、対応CPUソケットはLGA775/Socket AM2/939/940/754など。サポートできるCPUの発熱量は170Wとされている。 なお、パッケージ内には発売未確認の姉妹モデル「VSC-189」に関するパンフレットが封入されており、これには「(特定の条件下で)VSC-189より放熱効果が高いCPUクーラーを発見すれば先着1名に10万円プレゼント」「感想レポートの提出者の中から、優秀者に10万円プレゼント」という記述もついている。なお、パンフレットに書かれている締め切り日は「9月30日」とされているが、同封の注意書きによると締め切り日は11月30日に延長されたとのこと。 VSC-189はこの製品の搭載ファンを変更した製品で、3,000rpm/39dBの回転数固定ファンが搭載されているという。
[撮影協力:高速電脳]
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