|
|
【GeForce 8800 GTSカード】 | 【解禁】 |
|
|
【コネクタ部】 | 【価格表】 |
|
|
【カードの厚み】 | 【G92ベース】 |
|
|
【パッケージ】 | 【OVERCLOCK】 |
新型の「G92」コアを搭載し、高性能化を図った新GeForce 8800 GTSを搭載するビデオカードが各社一斉に発売された。発売されたのは、Leadtek、ELSA、ASUS、GIGABYTE、MSI、InnoVISION(2モデル)、GALAXY、XFX、Twintech、ZOTAC、玄人志向、ノーブランドの11+1メーカー13モデルで、実売価格は4万4千円~5万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●高クロック化された65nmプロセスモデル
新GeForce 8800 GTSは、名前こそ従来同様の「8800 GTS」だが、コアの世代が一新された性能向上版。具体的には、製造プロセスが90nm→65nmに縮小され、コア/シェーダープロセッサ/メモリの各クロックも500MHz→650MHz/1,200MHz→1,625MHz/1,600MHz→1,940MHzに向上。メモリバス幅は320bit→256bitに縮小し、最大メモリ容量も640MBから512MBに減ったものの、総合性能では「GeForce 8800 GTXのライバルになり得る」(僚誌PC Watch)という。
コアの世代は同じ65nm製造のGeForce 8800 GTと同じで、PCI Express 2.0に対応したほか、H.264などのハードウェア再生支援を行うVideo ProcessorもVP1からVP2にアップデートされている。
●OCモデルも発売、「新旧」の区別には要注意
今回発売された各製品はいずれもリファレンス仕様とみられる製品で、いずれの製品も2スロット仕様の同じ大型クーラーを搭載、512MBのDDR3メモリとデュアルDVI出力+HDTV出力を採用している。特徴あるモデルとしてはInnoVISIONがオーバークロック品をラインナップしており、これはコア700MHz/メモリ2GHzで動作するという。
なお、これらの製品で気になるのは、いずれのパッケージも単に「GeForce 8800 GTS」とだけ書かれている点。店頭では「G80」コアの旧GeForce 8800 GTS搭載品は消えつつあるものの、GPU名だけでは新旧コアを区別できないので要注意だ。新旧を区別する手段としては、新コアの特徴であるPCI Express 2.0への対応や、メモリ容量(新コア品は512MBモデルのみで、旧コア品には512MBモデルはない)を確認する方法が考えられる。
●各社の製品
□NVIDIA
http://www.nvidia.com/
□GeForce 8800シリーズ(NVIDIA)
http://www.nvidia.com/page/geforce8.html
□関連記事
【2007年12月12日】65nmプロセスコア搭載の“新”「GeForce 8800 GTS」(PC Watch/多和田新也のニューアイテム診断室)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1212/tawada121.htm
【2007年11月3日】GeForce 8800 GTカード発売、65nm製造で1スロット仕様
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20071103/etc_nvidia.html
【2006年11月11日】Direct X10世代のGeForce 8800搭載カードが続々と発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20061111/etc_g8800.html
| (GeForce 8800 GTSビデオカード(512MB版)) |
[撮影協力:パソコンショップ アークと高速電脳とツクモパソコン本店IIとドスパラ秋葉原本店とUSER'S SIDE本店とソフマップ 秋葉原 パソコン総合館とTWOTOP秋葉原本店とT-ZONE. PC DIY SHOP]