【 2008年3月29日号 】
全キーに有機ELディスプレイ内蔵のキーボード近日発売
Optimus Maximus Optimus Maximus
Optimus Maximus Optimus Maximus

 113個の全てのキーにカラー表示の有機ELディスプレイを内蔵したArt. Lebedev StudioのUSB接続キーボード「Optimus Maximus」のデモと受注販売が、近日中にクレバリー2号店で始まる予定だ。本体カラーはブラック、ホワイトの2タイプで、予価は各249,800円。

 予定納期は受注後一週間以内。クレバリーによれば、国内では同社のみが販売を行なうという。

 Art. Lebedev Studioからは以前にも有機ELディスプレイを内蔵した3キーの小型キーボード「Optimus mini three」が発売されているが、今回の製品は113キーのいわゆるフルタイプキーボード。全てのキーにディスプレイを内蔵しているとあって非常に高価だが、キー毎に違った文字が映像が表示できるという、ユニークかつ高機能の製品として注目されそうだ。

 ディスプレイに表示する内容やキーレイアウトの設定は付属ソフト「Optimus Configurator」で行なう。ソフトでは各キーへの機能の割り当ても可能で、例えばメールを受信した際、任意のキーのディスプレイに画像を表示して、そのキーを押すとメーラーが起動する、といった一連の動作を設定することもできる。

 レイアウト情報は本体内蔵のメモリやSDメモリーカードに記録しておくことも可能で、本体上側の側面に専用のSDメモリーカードスロットを備えている。なお、このスロットは汎用のメモリカードリーダーとしては使用できない。

 ディスプレイのスペックは解像度48×48ドット、表示色数65,536色、表示速度10fps、視野角が左右160度。キーは一般的なキーボードと同様に交換することが可能で、製品には交換用のキーや、キーを引き抜く工具が付属している。

 本体サイズは幅537×高さ38×奥行き173mm。使用時は付属のACアダプタによる電源供給が必要で、本体上側の側面にはACアダプタ端子のほか、USBハブ(2ポート)、USBポート(PCとの接続用)などを備えている。対応OSはWindows Vista/XP、Mac OS X 10.4.8以降。


■Optimus Maximus
Optimus Maximus Optimus Maximus Optimus Maximus
Optimus Maximus Optimus Maximus Optimus Maximus
Optimus Maximus Optimus Maximus Optimus Maximus
Optimus Maximus Optimus Maximus Optimus Maximus
Optimus Maximus Optimus Maximus Optimus Maximus

□Optimus Maximus(Art. Lebedev Studio)
http://www.artlebedev.com/everything/optimus/
□クレバリー
http://www.clevery.co.jp/
□関連記事
【2007年12月26日】Art.Lebedev、フル有機LEDキーボードの正規出荷を2月末に延期(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1226/artlebedev.htm
【2006年9月16日】有機カラーEL搭載でアニメ表示も可能なミニキー発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060916/etc_minithree.html

 (Art. Lebedev Studio Optimus Maximus)

[撮影協力:クレバリー2号店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.