特別企画:
編集部特選、新生活オススメPC
~ ゲーム編(1) ~
 世間はすっかり新生活シーズン。
 本誌では、新生活にあわせてPCを新調できるよう、各ショップの個性を出したショップお勧め「新生活PC」を集めてみた。各ショップオススメのPC、合計10台を紹介しているので、PCの新規購入だけでなく、パーツ購入の参考にして欲しい。

※以下の構成例は2008年3月下旬現在のものです。
 実際の実売価格やスペックは変動いたしますので、購入時にショップ店頭でお確かめください。

  
     
 
  
ゲーム編(1)
     
 

●普通の人向けゲームモデル
 「普通に3年間は買い換えなくても使えちゃうような普通のモデル」
TSUKUMO eX.
【スペック】
CPU : Core 2 Quad Q6600
メモリ :4GB DDR2 SDRAM(Pulsar DCDDR2-2G-800)
  (FSB800MHz / 2GB×2 / デュアルチャネル対応)
HDD :500GB(HTP725050GLA360)
マザーボード: ASUS P5K-E(P35搭載ATX)
ビデオカード:GeForce 8600GT 256MB(ASUS EN8600GT Silent)
光学ドライブ:アイ・オー・データ DVR-S7200LE
ケース/電源:Antec SOLO/Antec NEOPOWER500
OS:Windows Vista Home Premium SP1
その他:ANDY SAMRAI MASTER(CPUクーラー)/9cm静音ケースファン

価格: 131,920円
イメージ
【採用ケース】

 自作の定番パーツショップのひとつ、TSUKUMO eX.による「普通の人向け」ショップブランドPC。

 クアッドコアCPUと4GBメモリ、500GB HDDなど、コストパフォーマンスに優れた構成で、ケースにはAntec SOLOを採用している。


●ショップ一問一答(5F 佐藤氏)
▼こだわったポイントはどこですか?
 性能と静音のバランスにこだわりました。

 「普通のゲーム(FF、リネ、RO、モンハン、ハンゲーム等)ができて、普通にWEBとかメールとかできて、普通に3年間くらい買い替えなくていいやつで、普通に音がうるさくないやつ」という店頭で一番お問い合わせの多い構成です。

 CPUは将来性を考慮してクアッドコア、CPUファンは最高回転になると若干うるさいので、追加CPUクーラーを。メモリは今安くてチャンスなので4GBにしちゃっときましょう。HDDは今最もコストパフォーマンスのよい500GB、M/Bは当店一番人気のASUS P5K-Eです。サウスがICH9RなのでRAIDもできるし、IEEE 1394端子も付いている「ちょっと良い」マザーです。ビデオカードはミドルレンジのGeForce 8600 GT搭載ファンレスタイプです。ケースは静音タイプで一番人気のAntec SOLO。ケースの内側に防振シートが付いているのが特徴です。電源はプラグインタイプでケース内スッキリです。

▼さらにカスタマイズするとしたら、お勧めはありますか?
 種類を問わず、サウンドカードを追加してみましょうビックリするくらい音が良くなりますよ。オススメはEnvy24系チップ搭載ボードです。(+4,000~14,000円程度)

 クライシスやBF2142などのFPSをバリバリやるぜ!という方はケースをOwltechのOWL-PCOX22へ変更し、グラフィックカードをGeForce 9600 GT/8800 GT/8800 GTS等から選ぶといいでしょう。(+10,000~20,000円程度)

 むしろゲームは一切しないけどブルーレイで映画を見たい!という方はグラフィックカードをRadeon HD 2600 PROの物へ変更し、ドライブをパイオニア製のBD-ROMドライブ BDC-S02Jにするとよいでしょう。(+14,000円程度)

▼さらに安くするなら、どうしたらいいでしょう?
 ケース(MAX-10,000円)
  →安い物だとコスト優先な為、鋼板が薄くHDDの振動で共振してしまったり、最悪ケースが歪んでしまったりとか。あと設計が古くてリアファンが8cmとかもありますね。

 ビデオカード(MAX-7,000円)
  →3Dゲームを一切やらないというのであれば安い物とかえちゃっても大丈夫です。

 CPU(MAX-20,000円)
  →そんなに負荷の掛かる作業はさせないというのであれば落としちゃってもよいですが、あまりにも落としすぎるとシステム全体の動きがモッサリしてしまいます。

 メモリ(MAX-4,000円)
  →半分の2GBまでなら落としても大丈夫ですが、今はメモリを食うアプリケーションが多いので、それ以下になると動きが遅くなるのでやめておいたほうがいいでしょう。

 マザーボード(MAX-10,000円)
  →RAIDが不要ならばワンランク下のエントリーモデルでもオッケーですが、安すぎると寿命の短いコンデンサを使った物が多いため、注意が必要です。

 CPUクーラー(-3,980円)
  →音を気にしなければリテールで十分です。

 HDD(MAX-3,000円)
  →ビジネスアプリ程度しかインストールしなければ80GBで十分です。

 光学ドライブ
  →削ってもあまり意味がないので止めておきましょう。(参考までにCD-R/RWドライブで\3,000程度です)

 電源(MAX-8,000円)
  →削ろうと思えばケース+電源で\10,000を切る物もあります。
   が、安い物は寿命が短かったり、ワット数が大きいのにGeForce 8800 GTクラスのビデオカードが動作しない場合があります。また、保護回路が弱く、壊れるときに他パーツ(M/BやCPU)を巻き込む場合もあるため、あまり削らないほうが良いでしょう。最低限、国産コンデンサ使用の物がオススメです。


 (AKIBA PC eArena)

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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