先週発売されたFOXCONN、ECS、MSI、BIOSTARに続き、今週はASUS、GIGABYTEのP45マザーボードが新たに発売されている。
両者のラインナップはASUS 3製品、GIGABYTE 5製品と大量で、このほかにMSIからもP45/P43が各1モデル追加発売。P45搭載製品は都合16モデル、P43搭載製品は2モデルとなり、売り場の景色も徐々に変わりつつある。
●ASUS製品は3種類
 【P5Q DELUXE】 |
 【P5Q PRO】 |
 【P5Q】 |
 【パッケージ】 |
発売されたASUS製品は、P5Q DELUXE、P5Q PRO、P5Qの3モデルで、実売価格は順に2.4万円、1.9万円、1.7万円ほど。
いずれも省電力性や対応FSB/メモリの高さをウリとしており、CPUやビデオカード、メモリ、ドライブ、ファンなどの消費電力を抑えるASUS独自の省電力機能「EPU-6 Engine」や、OSを立ち上げずに5秒でWebブラウザやスカイプが利用できる「Express Gate」を備えている。チップセットは全てP45+ICH10Rで、いずれもFSB1,600MHz/DDR2 1200対応。
各モデルのスペック的な相違点は、PCI Express x16スロットの本数(3本/2本/1本)や、採用している冷却機構、電源回路のフェーズ数、1000Base-T LANのコネクタ数(P5Q DELUXEのみ2系統)など。
各製品の詳細は「今週見つけた新製品」を参照のこと。
●GIGABYTE製品は5種類
 【GA-EP45-DQ6】 |
 【GA-EP45-DS5】 |
 【GA-EP45-DS4】 |
 【GA-EP45-DS3】 |
 【省電力機能の解説】 |
 【パッケージ】 |
一方のGIGABYTE製品は、GA-EP45-DQ6、GA-EP45-DS5、GA-EP45-DS4、GA-EP45-DS3/Rの5モデルで、実売価格は順に3.3万円、2.7万円、2.3万円、1.8~1.9万円ほど。
省電力機能や対応FSB/メモリの高さをうたっているのはASUS製品同様で、今回発売された全製品が省電力機能「ダイナミックエナジーセーバー」を搭載、FSB 1,600MHz/DDR2 1200への対応がうたわれている。
各モデルのスペック的な相違点は、PCI Express x16スロットの本数(DS4のみ3本、他は2本)、Serial ATAのコネクタ数(DQ6/DS5は10個)、搭載している冷却機構やTPMチップの有無(DQ6/DS5のみ搭載)、基板上のリセットスイッチ類の有無(DS3/Rは非搭載)、ICHチップのタイプ(DS3のみICH10)など。また、最上位のDQ6が4系統の1000Base-T LANを搭載しているのも特徴だ(他は2系統)。
各製品の詳細は「今週見つけた新製品」を参照のこと。
●MSIはP43マザーを含めて2製品
 【P45 Diamond】 |
 【P43 Neo-F】 |
MSIから発売されたのはDDR3初対応のP45 Diamond(詳細は別記事参照のこと)とP43搭載のP43 Neo-F(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)の2製品。MSIからは、先週「P45 Platinum」「P45Neo3-FR」「P45 Neo-F」の3モデルが発売されており、これで都合5モデルになった計算だ。
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【2008年6月7日】P45/P43チップセット搭載マザーが発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080607/etc_p45mb.html
 | (ASUS P5Qシリーズ) |
 | (GIGABYTE GA-EP45シリーズ) |
 | (MSI P45 Diamond) |
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