10GbpsクラスのLANインターフェイス「10G BASE-CX4」に対応したサーバ向けLANカードがSupermicroから発売された。PCI Express x8対応の「AOC-STG-I2」で、実売価格は83,790円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
10G BASE-CX4は、Gigabit Ethernetの10倍の通信速度を持つイーサネット規格、10 Gigabit Ethernetの規格のひとつ。これに準拠した製品を店頭で確認したのは今回が初めてだ。
AOC-STG-I2のブラケット部分にはInfiniBand x4コネクタが2基装備されており、これを使って2系統の10G BASE-CX4 LANを利用可能。ケーブルは「SAS RAIDシステムなどと同タイプのものが使用できる」(USER SIDE マルチ・スペース)そうで、同店では対応するクロスケーブルを取り寄せ中という。また、対応Hubの入荷予定はないとしている。
なお、10G BASE-CX4では、一般的なRJ-45タイプのコネクタには非対応。RJ-45に対応する規格としては10GBASE-Tがある。
搭載コントローラチップはIntel 82598EB。対応OS/仮想環境はWindows Server 2003/XP/2000、Linux、VMware ESX Server。LowProfileブラケットと通常ブラケットの双方が付属している。
□AOC-STG-I2(Supermicro)
http://www.supermicro.com/products/accessories/addon/AOC-STG-I2.cfm
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【2008年4月21日】ESC SV 2008レポート(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0421/esc04.htm
| (SUPERMICRO AOC-STG-I2) |
[撮影協力:USER SIDE マルチ・スペース]