【 2008年9月6日号 】
ASUS最上位のX48マザー「Rampage Extreme」が発売
Rampage Extreme Rampage Extreme
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 電源管理を行なう「Extreme Engine」など、多数の独自機能を装備したIntel X48 Express/ICH9Rチップセット搭載LGA775マザーボード「Rampage Extreme」がASUSから登場した。実売価格は約5.3万円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 Rampage Extremeは、同社のゲーマー向け製品「R.O.G.(Republic of Gamers)」シリーズに属するマザーボード。R.O.G.シリーズの中でもハイエンドに位置付けられるモデルで、オーバークロック向けなどの数多くの独自機能を装備しているのが特徴だ。

 代表的なのが、同社が「次世代の電源管理システム」と呼ぶExtreme Engine。CPU、メモリ、チップセットの付近に日本製の多層ポリマーキャパシタを配置したり、それぞれのVRMを多段階化したりすることにより、オーバークロック時の耐性や信頼性の向上、高い電力効率などを実現したとしている。販売されている製品でも、実際に富士通製の薄型キャパシタが搭載されているのが確認できた。

 このほか、BIOSを介さずにマザーボード上のスイッチでオーバークロック設定が行なえる「TweakIt」、2個のBIOS用フラッシュROMを搭載し、バージョンが異なる2種類のBIOSを切り換えたりして使用できる「BIOS FlashBack」、CPU/メモリ/チップセットの電圧値をマザーボード上のLEDの発光色で示す「Voltiminder LED」、水冷キットの接続も可能な冷却システム「Fusion Block System」など、多数の機能を備えている。

 スロット数はPCI Express x16×2(CrossFireX対応)、PCI Express x1×3、PCI×2、DIMM×4(DDR3 2000/1800/1600/1333/1066/800、最大8GB)。主な搭載機能はGigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(8ポート、RAID 0/1/0+1/5対応)、eSATA(1ポート)、IEEE 1394、8チャンネルサウンド(PCI Express接続サウンドカード「SupremeFX X-Fi」が付属)。また、POSTコードなどを表示する外付けの小型液晶ユニット「LCD Poster」も付属している。


□Rampage Extreme/プレスリリース(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com/products.aspx?l1=3&l2=11&l3=640&l4=0&model=2367&modelmenu=1
http://www.asus.com/news_show.aspx?id=12040

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【2008年6月9日】COMPUTEX TAIPEI 2008/ASUSTeKブース編(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0609/comp18.htm

 (ASUS Rampage Extreme)

[撮影協力:TWOTOP秋葉原本店TSUKUMO eX.パソコンショップ アーク]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
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