ちょっと「!」なレポートを紹介していたのがDIMMメーカーであるセンチュリーマイクロ。
そのレポートは、DDR3-1066(CL7)とDDR3-1333(CL9)を同じX58マザー環境で比較したベンチマークで、一部テストでは「DDR3-1066(CL7)品のほうが高速」という結果が出ている。
同社ではこれを「レイテンシの実時間が短いことが有利に働いたのではないか」と分析しており、オーバークロックしない場合はDDR3-1066をそのまま使うのが有利なのでは?と提案していた。
ちなみに同社は、Core i7について「メモリの視点で見てもっとも興味深いのが、CPU直結になったことによるレイテンシの低下」と話しており、X38チップセット+DDR3-1333(CL9)で65.9nsだったメモリレイテンシがX58+DDR3-1066(CL7)では39.4nsに減ったことなども解説した。