※(11/13更新)発売を確認。
内部をCPU、ビデオカード、電源ユニットの3つのスペースに仕切る構造のThermaltake製タワー型ATXケース「Spedo Advance Package(VI90001W2Z)」が発売された。実売価格は31,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
この製品は内部をプラスチック板で仕切るユニークな構造を採用したPCケースで、上段がCPU、中段がビデオカード、下段が電源ユニットと3つのスペースに分けられている。同社によれば、この構造により各パーツごとのエアフローをスムーズにでき、最大の伝熱能力を発揮できるという。
また、内部のケーブルは3つのプラスチックカバーによって整理して配置することが可能。ケーブルをまとめることでエアフローが妨げられるのを防ぎ、冷却性能を向上できるとしている。
ケースファンは上面/側面230mm(各1基)、前面140mm(1基)など計6基を装備。ドライブベイの後側には、位置を上下に動かせるユニークな120mmファン「ファンバー」を備えている。このほか、CPUの裏側と本体底面に120mmファンを各1基装着できる。ちなみに、前面/背面/上部のファンは内部結線されており、電源コネクタ1個が動く点、また、側面ファンのための専用接点がサイドパネル/ケースの両側に用意されており、サイドパネルを装着するだけで、ファンが動くのも特徴だ。
本体サイズは幅232×高さ610×奥行き536mm。ドライブベイ数は5インチ×7(1基は3.5インチベイとして使用可能)、3.5インチシャドウ×6。3.5インチシャドウベイには、リムーバブルHDDケースのように簡単にHDDを着脱できる「HDDケージ」を採用している。
□Spedo Advance Package(Thermaltake Technology)
http://www.thermaltake.co.jp/product/Chassis/fulltower/Spedo/VI90001W2Z.asp
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050806/etc_artistmaster.html
| | Thermaltake Spedo |
[撮影協力:ツクモケース王国]