Cellを元にしたビデオ編集カード発売

	【 2008年11月22日号】
	Cellを元にしたビデオ編集カード発売、 PLAYSTATION 3の4/7？

　PLAYSTATION 3用CPU「Cell」をベースにした東芝のメディアプロセッサ「SpursEngine」を搭載したビデオ編集アクセラレータ「WinFast PxVC1100」がLeadtekから発売された。PCI Express x1に対応した製品で、実売価格は約3万円前後だ（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　SpursEngineは、PLAYSTATION 3のCellにも搭載されているメモリオンチップの演算エンジン「SPE」×4基（PLAYSTATION 3の仕様は7基）と、動画ハードウェアエンコーダ/デコーダなどを統合したプロセッサ。MPEG-2やMPEG-4/H.264などでのビデオキャプチャ/編集などを高速化できるというもので、GPGPUの対抗馬とも言える存在だ。
　WinFast PxVC1100はSpursEngineと128MBのXDRメモリを搭載したPCI Express x1接続カード。ビデオ編集「DVD MovieWriter」「VideoStudio 11 Plus」、映像再生「WinDVD8」といったソフトがバンドルされており、SpursEngineを利用したビデオ編集、オーサリング、SD画質からHD画質へのアップコンバート、AVCHDビデオの作成/再生などの機能が使用できる。
　対応OSはWindows Vista/XP。主な付属品はLowProfileブラケット、カードに電源を供給するための補助電源ケーブル。

□WinFast PxVC1100ニュースリリース（Leadtek Research）
http://www.leadtek.co.jp/news_release/pxvc1100.html
□SpursEngineスペシャルサイト
http://dynabook.com/pc/dyna_sp/spurs/
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20081108/etc_diyexpo0.html
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【2008年7月10日】SpursEngineでパソコンはどう変わる?（AV Watch/西田宗千佳の― RandomTracking ―）
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20080710/rt061.htm

Leadtek WinFast PxVC1100

[撮影協力:クレバリー1号店とクレバリーインターネット館とT-ZONE. PC DIY SHOP]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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