2Uラックマウントケースを採用、最大4台の3.5インチHDDが内蔵可能なNASキット「玄箱」の最新上位モデル。 2007年3月に登場した同ブランドの“Linux-Box”こと「KURO-BOX/PRO」の上位にあたるモデル。今回は大型の2Uラックマウントケースを採用し、最大で4台のSerial ATA接続3.5インチHDDを内蔵できる。ドライブベイにはフロントカバーを外して前面からアクセスが可能。 ちなみに、このフロントパネルには、ステータスを表示する液晶パネルや電源スイッチなどを備えた小型のコントロールユニットが装着されているが、このユニットをパネルから取り外すと表面に「BUFFALO」ロゴがプリントされているのが分かる。同様のユニットは、バッファローが法人向けに販売している iSCSI対応のラックマウントHDD「TS-RIGL/R5シリーズ」にも搭載されている。 搭載CPUはKURO-BOX/PROと同じARM9ベースのMarvell 88F5281だが、クロックは400MHzから500MHzにアップ。ブート用の256KBのフラッシュメモリ(NOR型)も搭載している。 その他の主なスペックは、メモリがDDR2 128MB、OSがDebian GNU/Linux(セットアップ時にインストールされる)、インターフェイスがGigabit Ethernet、USB(2ポート)、シリアル。電源は本体に内蔵されている。 主な付属品はラックマウント取り付け金具、ケージナット、ネジ、スポンジ足(ケース単品で設置する際に使用)。 なお、「「玄箱」公式サイト(仮)」ではセットアップ手順などが紹介されている。
□「玄箱」公式サイト(仮) http://kurobox.jp/kuroweb/ □TS-RIGL/R5シリーズ(バッファロー) http://buffalo.jp/products/catalog/storage/ts-rigl_r5/ □関連記事 【2008年12月6日】HDD×7台対応の高速NASケース発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20081206/etc_thecus.html 【2007年3月3日】玄箱の最上位モデルが登場、Linuxサーバ向けに高機能化 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070303/etc_kuroto.html 【2005年8月13日】Serial ATA対応HDDを4台内蔵可能な自作NASケースがデビュー http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050813/etc_n4100.html
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