Mini-ITXマザーボードとATXマザーボードの両方を同時に収納できるというユニークなアビー製アルミケース。カラーはシルバーとブラックの2タイプ。 AS Enclosure 550DTは筐体上部にMini-ITXマザーボードを、下部にATXマザーボードを収納し、1台のケースで2台分のPCを構築できるというユニークな製品。それぞれのマザーボードが独立して使えるよう、ATX電源ベイや電源/リセットスイッチ、LEDなどは2組装備されている。用途については、「ゲームをやりながら安心して録画したい人向け」「データサーバとワークマシンを同時運用するのに最適」(いずれもアビー)と説明されている。 ただし、上部のMini-ITXマザーボードのスペースについては、高さに余裕がないため薄型のCPUクーラーのみが搭載できるとのこと。同社によれば、LGA775対応CPUのリテール品に付属しているクーラーは搭載できるが、AMD製CPUのリテール品に付属しているクーラーは搭載できないという。 また、上部スペースには、冷却効果を高められるオプションユニット(60mmファン2基を搭載)も装着可能。このユニットは同社のWebサイトで近日販売される予定とのこと。価格は未定。 本体サイズは高さ483×幅230×奥行き485mm。ドライブベイ数は5インチ×5、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×7。拡張スロット数は上部スペース用が1、下部スペース用が7。冷却ファンはフロント、リアに120mmサイズが各1基装備されている。
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