※(1/10更新)XFX、GALAXY製品の発売を確認。
※(1/9更新)5メーカー6製品の発売を確認。
55nmプロセス製造のGPUコアを採用したNVIDIA製デュアルGPUの新モデル「GeForce GTX 295」を搭載するビデオカードが発売された。
発売されたのは、MSI、XFX、GALAXY、ZOTAC、Palit、玄人志向各1製品と、InnoVISION2製品の都合8モデル。InnoVISIONからはオーバークロックモデルも発売されている。実売価格はおおむね5万円台中盤~後半だが、Palit製品は47,800円と目立って安い(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●GTX 200系初のデュアルチップGPU
GPU単体クロックはGTX260同様、メモリは合計1.8GB
GeForce GTX 295はGeForce GTX 200シリーズ初のデュアルチップ版GPU。既存のGeForce GTX 260を2基組み合わせたようなGPUで、GPU 1基あたりの主なスペックはコアクロック576MHz、SPクロック1,242MHz、メモリクロック1,998MHz、メモリ容量がGDDR3 896MB(計1,792MB)、メモリインターフェイス448bit(計896bit)と、GeForce GTX 260と同じ数字になっている。SP数は計480基(240基×2)。
PCI Express 2.0やSLI、PureVideo HD、GPGPU環境のCUDAをサポートする点なども従来のGeForce GTX 200シリーズと同じ。SLIは、カード2枚を用いる4GPU構成のQuad SLIに対応している。
カードを確認できたMSI/ZOTAC/Palit/玄人志向製品では、2スロット分のスペースを占有する分厚い冷却システムを採用。カード全体をカバーで覆う点などは、既存のGeForce 9800 GX2搭載製品に似ているが、カバー表面にメッシュ状の通気穴が開けられている。PCI Express電源端子は、6ピンと8ピンが各1基搭載されている。
出力端子については2製品ともDVI-I(2基)とHDMIを装備。PCI Express電源端子付近にはS/PDIF端子が用意されている。
●OCモデルはコア600MHz/メモリ1,080MHz
なお、InnoVISION製OCモデルの動作クロックはコア600MHz/メモリ1,080MHzという仕様。DVI-I×2とHDMIコネクタコネクタを搭載する仕様で、カードデザインそのものはMSI/ZOTAC製品とほぼ同様と思われる。
店頭デモはBLESS 秋葉原本店が実施しているほか、パソコンショップ アークでも実施予定とのこと。
- 各社の製品 -
【MSI製品】 |
【MSI製品】 |
【MSI製品】 |
【ZOTAC製品】 |
【ZOTAC製品】 |
【玄人志向製品】 |
【InnoVISION製品】 |
【XFX製品】 |
【GALAXY製品】 |
□NVIDIA
http://www.nvidia.co.jp/
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| | GeForce GTX 295ビデオカード |
[撮影協力:BLESS 秋葉原本店とパソコンショップ アークとT-ZONE. PC DIY SHOPとフェイス本店とTSUKUMO eX.とZOA 秋葉原本店]