【 2009年2月28日号 】
Mini-ITXのスタイリッシュ露出ケースなどをAntecが展示
「Antec専用」の大サイズ電源も
 Antecによる一般向けの新製品展示会が、2月28日(土)と3月1日(日)にAntecショールームで行なわれる。

 当日は、スタイリッシュな露出型Mini-ITXケースやファンコン付きのMini-ITXケース、一回り大きい電源などが公開される予定だ。開催時間は11:00~18:00。

 26日(木)、プレス向けに先行展示が行われたので、その内容を紹介しよう。


●スタイリッシュなMini-ITX露出ケース「Mini Skelton-90」

 「Mini Skeleton-90」は、2008年10月に登場した同社の露出型ケースであるSkeletonのMini-ITXフォームファクタ版。

 アーチ型フレームや最上部に冷却ファンを備えるといった基本設計は同じだが、サイズは一回り以上コンパクト。見た目はそのまま「ちっちゃなSkeleton」で、Mini-ITXケースのちょっとした新風になりそう。持ち運びも簡単にできそうだ。

 本体サイズは幅210×高さ190×奥行き230mm。電源は容量90WのACアダプタ。3月下旬発売予定で、価格は未定。


●ファンコン付きのMini-ITXケース「ISK300-65」

 「ISK300-65」は容量65WのACアダプタ電源を採用したコンパクトなMini-ITXケース。

 この手の小型ケースは様々なメーカーから発売されているが、意外にも同社製品は初めてだ。右側面に80mmファンを2基備えて冷却性を高めたほか、これらのファンの回転数を3段階に調節できるのも特徴。ファンコン搭載のMini-ITXケースはあまりなく、動作音が気にする向きには興味深い仕様と言えそうだ。

 拡張スロットは1基装備(LowProfile対応)。3月下旬発売予定で、価格は未定。


●普通より1回り大きなAntec専用電源「CP-850」

 「CP-850」は容量850Wの電源ユニット。

 一般的なATX電源よりも一回り大きい筐体(幅175×高さ119×奥行き200mm)を用いており、これにより内部パーツを余裕を持って配置し、放熱性を高めたとしている。

 ただし、特殊サイズのため、現時点で搭載できるのは同社製タワーケースの「Twleve Hundred」、未発売の「P183」(P180の後継)、同じく未発売の「P193」(P190の後継)の3機種に限られるという。

 3月上旬発売予定で、予価は16,800円。


 このほか、「TruePower」シリーズ電源の新モデルで80 Plus Bronzeを取得した「TP-750 Blue」や、ATXメイン24ピン/PCI Express 6ピン/ペリフェラル用4ピン/Serial ATAなどの電源コネクタの状態をチェックできる液晶パネル搭載テスター「Digital PC Power Tester」など、さまざまな新製品が展示される。なお、当日は説明員が常駐し、質問の受け付けなども行なう予定という。


【TP-750 Blue】
 80Plus Bronzeに対応した電源。発売時期は3月上旬~中旬。予価16,800円

【EA-750】
 EarthWattsシリーズの最上位モデル。発売時期は3月上旬~中旬、予価15,800円。

【Digital PC Power Tester】
 LCD搭載のテスター。4月下旬発売、予価未定。

【MX-25】
 eSATA/USB 2.0対応の2.5インチSerial ATA-HDDケース。3月下旬発売。予価未定。

□Antec
http://www.antec.com/

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Antec製品

[撮影協力:Antec]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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