Core i7と次期Xeonに対応したサーバ向けマザーボード。 X8STEは、2008年12月に登場した同社製X58搭載LGA1366マザーボード「X8SAX」のバリエーションモデルとも言える製品で、 X8SAXと主に異なるのは拡張スロットの構成と、VGA機能を搭載している点。拡張スロットはPCI Express x16を1基(x8モードで動作)、PCI Express x8を3基(うち1基はx4モードで動作)、PCIを2基、それぞれ備えている。 また、VGA機能にはグラフィックスチップとしては珍しいWinbond製WPCM450を採用(基板上のチップの刻印は「WPCM450RA0BX」)。WPCM450は様々な機能をサポートしたチップで、グラフィックス機能のほかSDメモリーカード用ホストコントローラ、遠隔操作できるPC切替機能(Remote KVM Redirection)なども備えているという。 なお、付属マニュアルではグラフィックス機能について「Matrox G200 with 16 MB DDR2 Memory」と記述されているが、これに関する詳細は不明。 6基のDIMMスロット(DDR3 1333/1066/800、最大24GB)や、デュアルGigabit Ethernet、6基のSerial ATAポート(RAID 0/1/0+1/5対応)などを備える点はX8SAXと同じ。X8SAXにあったIEEE 1394、7.1チャンネルサウンド機能は備えていない。
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