28日(土)、NVIDIAによる一般向けイベント「NVIDIA GRAPHICS PLUS」がカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])で行なわれた。
会場では、AtomとNVIDIA製チップセットを組み合わせた新プラットフォーム「ION」がアキバ初登場、一般向けの立体視システム「GEFORCE 3D VISION」の体験コーナーなども用意された。
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| IONによるBlu-ray再生デモを実施 「もうすぐ日本でも発売」 | | | | | |   |
●IONプラットフォームでのBlu-ray再生デモを実施
「もうすぐ日本でも発売」
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Blu-ray再生中のCPU負荷 |
背面 |
Blu-ray再生中の消費電力 |
デバイスマネージャ |
最も注目される展示と言えたのがAtom 230とGeForce 9400M Gチップセットを組み合わせた「IONプラットフォーム」リファレンスPCによるBlu-ray再生デモ。
デモ機はやや大きめの手のひらサイズで、これに外付けBlu-rayドライブとHDCP付きDVIディスプレイ(2,560×1,600ドット)を接続、再生ソフトにはPowerDVD 9が使用されている。注目されるCPU負荷は、再生時でも32~50%、おおむね40%近辺で、もちろんコマ落ちなどは無い状態。「(Intelの)10倍のグラフィック性能がある」というNVIDIAのアピールを裏打ちするものとなっている。
消費電力はBlu-ray再生時で25~28W、待機時で23Wほどで、これもかなりのスコアと言える。ただし、デモ機の筐体はかなり暖かい状態だ。
なお、具体的な製品は他社から発売されることになるが、NVIDIA曰く「もうちょっと。ほんのちょっとだけ待っていただければ、日本の皆様を含め、具体的な製品の発表/発売があるはず」という。
ネットブック/ネットトップの別など、製品形態も明らかにはされなかったが、「近日中」ということは間違いなさそうだ。
□IONプラットフォーム
http://www.nvidia.co.jp/object/sff_ion_jp.html
□関連記事
【2009年2月4日】NVIDIAのIONプラットフォームを試す(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0204/ubiq244.htm
[撮影協力:NVIDIA]