【 2009年3月28日号 】
NVIDIAがイベント実施、Atom+GeForceの「ION」をデモ
「もうすぐ日本でも発売」、立体視もアピール
 28日(土)、NVIDIAによる一般向けイベント「NVIDIA GRAPHICS PLUS」がカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])で行なわれた。

 会場では、AtomとNVIDIA製チップセットを組み合わせた新プラットフォーム「ION」がアキバ初登場、一般向けの立体視システム「GEFORCE 3D VISION」の体験コーナーなども用意された。


  
 
3Dグラスによる立体視をアピール
グラスと対応液晶は4月に発売?
  
 

●3Dグラスによる立体視をアピール
 グラスと対応液晶は4月に発売?

GeForce 3D Vision GeForce 3D Vision
GeForce 3D Vision GeForce 3D Vision
GeForce 3D Vision GeForce 3D Vision
 会場ではNVIDIAの立体視システム「GeForce 3D Vision」の体験デモも実施。

 このGeForce 3D Visionは、専用の液晶シャッター付き3Dグラス(USB充電式)と専用送信機がセットになったもの。120Hz表示対応の高速液晶などと組み合わせて使う設計で、アメリカでは199ドルで発売済み。対応液晶(SAMSUNG製/399ドル)や対応プロジェクタも発売されているという。

 会場では、GeForce 3D Visionを使って市販ゲームが立体視でプレイできることや、プロジェクタを使って多人数が同時に視聴できることなど、様々な例を提示。3Dグラスも多数用意され、ゲームなどもプレイ可能状態になっていた。なお、会場でのデモはリフレッシュレートも高く、立体視としての品質はかなりいいように感じられた。

 NVIDIAの解説セッションで最も力が入っていたのもこの内容で、アメリカでは3D映画がブームになっていることや、多数の3Dゲームがすぐに立体視できることをアピール。3DCGソフト「Shade」を使って、オリジナルの立体視画像/動画を作成する手順なども解説されている。

 ちなみに国内での発売は「SAMSUNG製の液晶ディスプレイが4月中、GeForce 3D Visionもほぼ同時期の予定」(NVIDIA)とのこと。

□関連記事
【2009年1月9日】NVIDIAの3Dグラス「GeForce 3D Vision」を試す(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0109/3dvision.htm

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[撮影協力:NVIDIA]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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