【 2009年4月18日号 】
「これまでにない技術」のタワー型CPUクーラーが来週発売
※(4/18更新)模型デモ開始。
 「これまでにない技術を採用した」とうたうLGA1366/775対応CPUクーラー「T-Shooter」が不二ライトメタルから近日発売される見込みだ。

 ソフマップ 秋葉原 本館ソフマップ 秋葉原 リユース総合館は24日(金)頃から販売を行なう予定で、予価は6,980円。同店では「空気の流れをイメージできる」という模型を使ったデモも実施中だ。

 「熱力学と流体力学の融合による新機構のCPUクーラー」と同社がうたうこの製品は、全体の高さが約170mmという大型クーラー。4つの円筒を束ねたようなユニークな構造のヒートシンクと、その上部に設置された120mmファンとで主に構成されている。

 ヒートシンクの4つの円筒の中心部には、これも円筒状の「ヒートエリア」を設置。周囲の4つの円筒の中で「旋回流」が発生し、それによりヒートエリアからの長時間の「採熱」が可能という。ファンはヒートシンクの下部から上部に向かって空気を吸い上げるように設置されており、システム温度の上昇も抑制できるとしている。

 これらのほか、「慣性の法則」「カルマン渦」などを利用しているといった、他のCPUクーラーでは見られないユニークな特徴が、製品資料に記されている。

 ちなみに、資料には対応CPUのクロック/モデルナンバーなどや、他社製品との性能比較の結果などは記されていない。

 ヒートシンクサイズは80×80×97mm、ファンサイズは120×120×25mm。重量は715g。ファンの回転数は750~2,000rpm、ノイズレベルは36dB(最大40dB)。グリスは非シリコンタイプの「SF101」が付属する。



※以下、18日追加分

 ソフマップ 秋葉原 本館が18日に開始した店頭デモは、プラスチックの筒とファンを組み合わせた模型によるもので、「空気の流れをイメージできる」とされる。ただし、実機と違って筒内に渦を発生させる溝がないためか、空気がわりのスチロール球は筒内下方に張り付いたままになっている。


[動画] 模型デモの様子 / 10秒

□不二ライトメタル
http://www.fuji-lm.co.jp/

不二ライトメタル T-Shooter

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
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